八芳園は2月3日、「MICEフューチャーアクション 2022 in 富山"都市・エリア対抗"コンテスト」にて、「日本コンベンション研究会会長賞」を受賞した事を発表した。

  • (左)配膳ロボットの導入/(右)インクルーシブ・ダイバーシティデザインのプロダクト

同コンテストは、オンライン商談会が主流となっている現在において日本全体のMICE誘致力の向上やスキルアップを目的に、プレゼンテーション能力を競い合うもの。日本コンベンション研究会を主催に、観光庁、日本政府観光局なども後援しており、全国より10都市が参加している。

今回、同社は、事務所を掲げ、ビジネス利用の訪日客向けのイベントや宿泊施設への誘致や紹介する「DMO GATEWAY 新品川エリア」より参加。プレゼンテーションでは、"食"と"交流"を通じて日本の魅力を伝えるプロデュースカンパニーとして、次世代へ向けたMICEの新たな交流プロデュースについて取り上げた。

コロナ禍により数々の課題が突き付けられたサービス・バンケット業界においては、日本的なデザインやテクノロジー・配膳ロボットの導入、日本文化の礎である"間合い"を掛け合わせたインクルーシブ・ダイバーシティデザインのプロダクトなど日本文化の思考を取り入れた"食"と"交流"の新たなオペレーションも提示。

また、特性を活かした多数のコンテンツが存在するビジネスイベントの先進的エリアとして、継承する文化や伝統によるアナログ世界と、進化するデジタル世界を掛け合わせた新たなMICEの可能性を広げる事も表明している。