JR東日本東京支社は15日、浜松町駅の京浜東北線(大船方面)ホーム拡幅にともない、5月21~22日に上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間を運休すると発表した。

  • 浜松町駅工事概要のイメージ(提供 : JR東日本東京支社)

浜松町駅では、浜松町二丁目4地区開発の一環として、北口東西自由通路・橋上駅舎の整備を進めており、あわせて混雑の見込まれる京浜東北線(大船方面)ホームの拡幅工事を行う。これにともない、隣接する東海道線(東京~品川間)・常磐線(品川~上野間)は5月21日22時頃から終電まで、運休や発着駅の変更が発生するとのこと。常磐線経由の特急列車も、上り「ときわ84・86号」「ひたち30号」が上野駅から品川駅まで運休、下り「ときわ83・85号」が品川駅から上野駅まで運休する。

京浜東北線(大船方面)は田端駅から田町駅までの区間で、5月21日22時頃から5月22日終電まで、山手線の線路を使用しての運転を行う。これにともない、京浜東北線(大船方面)・山手線(外回り)は5月22日の始発から終電まで、本数を一部減らして運転する。

  • 5月21日の22時頃から終電までの運転計画(提供 : JR東日本東京支社)

  • 5月22日の始発から終電までの運転計画(提供 : JR東日本東京支社)

5月22日は、京浜東北・根岸線の東十条駅から蒲田駅までの区間で、終日にわたり通常の約7~9割程度の本数で運転。快速運転は中止し、各駅停車のみの運転となる。山手線の外回りは通常の約8~9割程度の本数で運転。内回りは通常通り運転される。

工事の時間帯は5月21日の22時頃から5月23日の初電まで(約30時間)とされ、悪天候等で実施できない場合は7月2~4日に延期される。なお、工事時間中も浜松町駅の山手線(外回り)ホームや各改札口は通常通り利用できる。