IC-CONNECTは、スマートフォンやパソコンで高インピーダンスの大型ヘッドホンも駆動できるという、USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「Beam3PRO」を2月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は18,000円前後を見込む。USBバスパワーで動作する。

  • Beam3PROの利用イメージ(スマートフォンなどは付属しない)

本体サイズ/重さが15×53×10mm(幅×奥行き×高さ)/23gと小型軽量で、ESS製のDACチップ「ES9281AC PRO」を搭載し、最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD512、MQAの音源をサポート。消費電力を抑え、THD+N(全高調波歪み率+雑音)は0.0003%と、小さくても歪みの少ない本格的なオーディオ再生を可能にしたという。SN比は-118dBで、再生周波数帯域は20Hz~40kHz。

  • Beam3PRO

  • Beam3PROのPCとの接続イメージ(PCなどは付属しない)

小型ながらオペアンプを2基、左右独立構成で搭載。600Ωの高インピーダンスな大型ヘッドホンも駆動できるとする。ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニで、推奨インピーダンスは16~600Ω。スマートフォンやパソコンとの接続用に、USB Type-C to CケーブルやUSB-A変換コネクターを同梱する。

3段階のゲイン調整機能を備え、さまざまな種類のヘッドホン/イヤホンに対応可能。出力はLゲインで427mVms、Mゲインで1.65mVms、Hゲインで2.88mVms。

出力が高いため、Lowゲインの状態で機器の音量を40%以上にすると、機器によっては無音状態やノイズ、その他の問題が発生することがあり、その場合はゲインを上げて音量調整するように案内している。また、この状態で16Ω以下のイヤホンやヘッドホンを使うと駆動部分に高い負荷がかかり、故障の原因となるとのこと。

  • 製品内容