米Googleは2月10日、企業向けの社内SNSツール「Google Currents」の提供を2023年に終了すると発表した。今後は新サービス「Spaces」に集約する。
Google Currentsは、2019年に終了したSNS「Google+」の企業向けサービスを改名した上で継続していたもの。今回の提供終了をもって、旧Google+の流れを汲むサービスが消滅する。
統合型ツール「Google Workspace」の一部として提供されているチャット機能「Spaces」への移行を呼びかけており、Currentを利用中の管理者には、今後数カ月以内に移行ガイドが配信される。
余談だが、Googleが「Currents」という名称のサービスを終了するのは2度目。初代Currentsは2013年まで提供されていたスマートフォン向けのニュースリーダーで、「Google Play ニューススタンド」を経て現在の「Google ニュース」となっている。