お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が15日、都内で行われた厚生労働省と吉本興業によるイベント「スベっちゃダメよ!転倒予防 ムチャしちゃダメよ!腰痛予防“全国スベっちゃダメよキャンペーン”キックオフイベント」に登壇。イベント後に囲み取材に応じた。
稲田は37歳、河井は41歳。年を取ったと感じたエピソードを聞かれると、河井は「買い物に行って何を買いに行ったかわからなくなる」と答え、続けて、「スーパーでレジしながら仕事の電話がかかってきたので、『すみません失礼ですけど』って電話に出て、(携帯を肩と耳の間に)挟んで、スーパーから出るときに、(携帯を)ここに挟んでいることを忘れてレジのお姉さんに『携帯落ちてないですか』って」というエピソードも明かすと、芸人仲間は「ヤバい」と笑った。
一方、稲田は、階段から落ちることが増えていると言い、さらに、「最近もう1個多いのが、曲がり角で曲がるときに、早めに曲がりすぎて壁にぶつかる」と告白すると、笑いが起こるも、河井は「主治医の先生に相談を」と助言。稲田は「もうちょっとシャキッとして生きていこうと思います、全体的に」と気を引き締めた。
近年、「労働災害(=仕事中においての怪我)」で増えている転倒と腰痛は、意外にも重篤になるケースがあり、企業にとっても労働者にとっても、重要な社会課題に。転倒・腰痛の予防を図るため、吉本芸人が「スベっちゃダメよ喚起隊」を結成。啓発ポスターや啓発動画を通じて、職場での転倒・腰痛の予防を呼びかける。
イベントには、「スベっちゃダメよ喚起隊」に抜てきされたアインシュタイン、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、ぼる塾(きりやはるか、あんり)が登壇。転倒・腰痛予防をテーマとした大喜利などで盛り上げた。