多摩都市モノレールは、ダイヤ改正を2022年3月12日に実施すると発表した。コロナ禍による利用動向の変化に対応し、朝ラッシュ時間帯に主要駅の停車時間を短縮するほか、夜間の運転間隔を変更するという。

  • 多摩モノレールのダイヤ改正は3月12日に実施

同社によれば、2021年度の平日朝ラッシュ時間帯の乗車人員は、コロナ禍前の2019年度比で約2割減少しているという。これを踏まえ、多摩センター行の列車において主要駅の停車時間を短縮し、全線の所要時間を最大1分20秒程度短くすることで速達性の向上を図る。コロナ禍収束で乗車人員が戻った場合に備え、運転間隔と本数についてはおおむね現状を維持する。

さらに、2021年度における20時以降の乗車人員が2019年度比で約3割減少していることから、同時間帯の運転間隔も見直しに。立川北駅の時刻を基準に、20時台は現行の8~10分間隔から8~12分間隔、21時台は現行の8~13分間隔から10~15分間隔、22時台は現行の11~15分間隔から14~15分間隔、23時台は現行の11~22分間隔から18~22分間隔にそれぞれ改める。