レトロな街並みがミニチュアに！　ホテル雅叙園東京の百段階段に"ちいさな世界"が大集結

東京都指定有形文化財「百段階段」

「百段階段」は、旧目黒雅叙園の3号館として建てられた木造建築で、東京都指定有形文化財にも指定されています。今回の企画では、この建物が誕生した成り立ちや、創業当時からのエピソードを時代背景と共に紹介しながら、文化財の魅力に迫っていきます。

虫めがねで見る緻密なミニチュアも

3月27日までは、「ちいさな世界」と題し、ペーパーアートやドールハウス、立体間取りなどさまざまな技法で小さな世界を表現した作品を展示します。

「静水の間」では、肉眼では見えないくらい小さな猫や、ちいさな箱庭の世界の作品を表現した作品、懐かしい風景のミニチュアなどを展示。「清方の間」では、東京下町の風景など昭和レトロな作品や、映画のワンシーンを再現した模型などを見ることができます。

細部まで再現されたミニチュアの世界に、時を忘れて引き込まれそう。天井を見上げると、百段階段の迫力ある文化財の天井画が、目線を下げれば、小さなミニチュアの世界。この不思議な情景をふたりで楽しんでみて。

春の訪れを感じるつるし雛や豆雛の数々

春の訪れを感じるお雛さまも展示。木目込み雛や、茨城県稲敷市の「江戸崎つるしびなの会」によるつるし飾り、国の有形文化財に登録されている会席料亭「二木屋」のちいさなお雛さまも必見。彩豊かなお雛さまの世界に、心もほっこり。

ミニチュア作りが楽しめるキットも販売

見ているだけでも楽しいミニチュアアートですが、今回の企画展ではミニチュアハウスや3Dウッドパズルなどおうちでも楽しめるアイテムも販売します。おうちでふたり一緒にミニチュアアートを作ってみては？　作った作品はお部屋のステキなインテリアにもなりそう。