脚本家の三谷幸喜氏が、4月よりTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』(毎週土曜22:00~23:24)に加入することが14日、発表された。
総合司会のビートたけしが3月で卒業。そして、4月から三谷氏が加入することが決定した。脚本家・演出家として活躍する三谷氏だが、テレビにレギュラー出演するのは同番組が初めて。
また、4月から『情報7daysニュースキャスター』とタイトルを改め、多くの視聴者に支持されている人気コーナーはそのままに、セットや音楽を一部リニューアル予定。三谷氏が、引き続き総合司会を務める安住紳一郎TBSアナウンサーとどのようなコンビネーションを見せるのか注目だ。
現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本を担当している三谷氏は「僕の最大の課題は、大河ドラマの関係者に迷惑をかけないこと。しばらくは執筆と並行しての参加となります。ひょっとしたら、生本番中もスタジオの隅で書いていることになるかもしれませんが、頑張りますので、大目にみてください」と冗談交じりにコメント。安住アナは「大河ドラマはもちろん映画、舞台の脚本監督業に差し支えないようにお願いしました。ファンの皆様安心してください」としている。
2008年10月の番組スタート以来初の司会交代となるが、三谷・安住のコンビが新たな風を吹かせ、土曜の夜に最高の“時”を届ける。
■三谷幸喜
未知の世界への挑戦です。
知っていることは詳しいけど、
知らないことはほとんど知らない僕ですが、
それでもいいとおっしゃるので、やってみることにしました。
ニュース番組も、司会(!)も、番組のレギュラーも初めてです。
安住さんは、昔からよく知っています。
心は開いていませんが、頼りにしています。
僕の最大の課題は、大河ドラマの関係者に迷惑をかけないこと。
しばらくは執筆と並行しての参加となります。
ひょっとしたら、
生本番中もスタジオの隅で書いていることになるかもしれませんが、
頑張りますので、大目にみてください。
■安住紳一郎アナウンサー
番組スタッフのほとんどが
三谷作品のファンで、
ダメ元でお願いしました。
日本でも指折りのプレッシャーがかかる大河ドラマの執筆中で、
「今なら正常な判断ができないかもしれない」
という捨て身の作戦でした。
大河ドラマはもちろん
映画、舞台の脚本監督業に差し支えないようにお願いしました。
ファンの皆様安心してください。
たけしさんが作った
「ユーモアとエスプリの効いた番組」を三谷さんと引き継いでいきます。
(C)TBS