フジテレビ系バラエティ特番『妖怪ランキング大百科 鬼強い!鬼とヤバいもののけたちが大集合!』が、13日(19:00~)に放送される。
鬼、座敷わらし、かっぱ、トイレの花子さんなど、古来より日本に語り継がれてきた3,000種類以上の妖怪をプロフェッショナル集団が、独自目線でランキングする同番組。研究家たちのデータ、妖怪たちの痕跡、現地で語られるリアルな証言などを交えつつ、さまざまな映像で妖怪の実態に迫っていく。
「見たらテンションが上がっちゃう! 妖怪目撃報告ランキング」では、実際にとらえられた妖怪の超激レア映像や、実際に妖怪を目撃したという証言まで登場。その他にも、妖怪は妖怪でもついつい笑ってしまう「何がしたいか分からない! ジジイババア妖怪ランキング!」や、人々を恐怖のどん底に陥れる「このオンナ怖すぎる! 女妖怪ランキング!」、最強で最凶の「鬼強くて手がつけられない! 日本の鬼ランキング!」、番組が真剣に調べた、理解不能な妖怪たちの異常な行動を、日本の法律で裁くとどうなるのか「そんな事したら即タイホ! 犯罪妖怪ランキング!」、出くわしたら必ず不幸が訪れる「ロックオンされたくない! 妖怪ランキング!」、さらにランキング外でもレアな妖怪を紹介する。
そして、1975年~94年に放送された名作アニメ『まんが日本昔ばなし』(MBS)の映像を交えて妖怪を紹介。スタジオ出演者からも思わず「懐かしい!」の声が上がる。
収録を終えたMCの劇団ひとり、アンタッチャブルのコメントは、以下の通り。
――収録を終えて
柴田英嗣「日本って子供の頃から妖怪が好きじゃないですか!だから楽しかったですね。“懐かしい!”って思えるのもありましたし、3時間あっという間でしたね」
劇団ひとり「すごく楽しかったです。息子も妖怪が好きだから、日頃からよく目にするけど、あまり詳しい内容まで知らなかったから、“こんなバックボーンがあるんだ”とか“本当はこんな怖い話だったんだ”とか、結構知らない情報があっておもしろかったです」
山崎弘也「知らない妖怪が知れたし、子供が食いつきそうな“おしり系”の妖怪とか出てきてキャッチーでしたね(笑)。我々が子供の頃とか、今でもそうですけどおしりを出しちゃうようなお仕事をしていると、ああいう妖怪の末裔(まつえい)なのかなと、そういう妖怪の要素が我々にも脈々と受け継がれているのかなとか(笑)。自分はどれ系の妖怪なのかなって思いながら見られる番組じゃないかなって思いました」
――気になった妖怪は?
柴田「鬼です。やっぱり地獄には行きたくない!今のこの現世でちゃんとまじめに生きていかないといけないんだなってものすごく思いました。皆さんにもそこはちゃんと見てほしいですね。地獄の世界に行ったら、ほんと地獄なんてもんじゃない地獄が待っているんだぞっていうのを確認してもらいたいです」
ひとり「鬼婆(おにばばあ)かな。妖怪がなぜ言い伝えとして残っているのかっていうバックボーンを考えると、鬼婆がリアルで本当に怖かったんですよ。それを戒めとして、子供たちの耳に入るように当時の人たちはしたわけで、なんかあったんじゃないかなって思うと、怖かったです。全くゼロから出てくる話ではないから、実際は一体何があったのかって想像するだけで怖い」
山崎「臼おい婆(うすおいばばあ)です。哀愁すら感じるというか、興味をひかれて、徹底的に調べてもらいたいなっていうような内容でしたね。臼で出てきてとりあえずまた戻るみたいな、シュールでした。でもまだ情報が語りないだけで、掘っていったらもっと物語があるんじゃないかなって。可能性を感じる妖怪でした」
――見どころ
柴田「妖怪って復讐(ふくしゅう)じゃないけど、何かをはらしに、何かを伝えるために出てきているわけじゃないですか。それを簡単にこっちサイドの考えで裁くってどうなのかなって考えさせられました。人間の恨みつらみが形となったのが妖怪だと聞いたら、それを俺たちがまた裁くのはどうかなって、深いところにたどり着いて、また考えさせられました」
ひとり「お子さんから僕ら大人まで楽しめる、昔の人って爺(じじい)婆(ばばあ)に本当にあたりが強かったんだなってとてもよく思いましたね(笑)。今のご時世だったら新規参入はできない業界ですね」
山崎「VTRの間に入ってくる『まんが日本昔ばなし』も見どころですね。我々も子供に返ったかのような、あの映像と市原悦子さんの声!フジテレビで見られるなんて特別感がありました。」
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