ジーンは2月9日、「コロナ禍での働き方に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2021年12月8日〜18日、20歳〜75歳までの社会人1,010名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「週1日以上のリモートワークを希望する」人は81.6%。一方、フルリモートを希望する人は13%で、多くの人がハイブリッド型を希望していることが明らかに。
また、「あなたの働く会社で、あったら良いと思う福利厚生」を自由記述形式で記入してもらったところ、1位「フィットネス関連」、2位「住宅手当」、3位「子育て関連」が上位に。そのほか、リモートワークの普及に伴い自宅の電気代や備品購入代、コアワーキングスペース代などの在宅勤務手当を希望する声も多数見受けられた。
続いて、「無くても良いと思う”飲み”ニケーション」を教えてもらったところ、「全て無くて良い」が最も多く42.4%。特に20代と30代の割合が高く、飲み会の場でコミュニケーションを取ろうとする中年世代と、飲み会が負担でしかないと感じている若者世代との間に大きなギャップが浮き彫りに。
また、同期との飲みニケーションを許容する人が多い一方で、取引先や上司との”飲み”ニケーションはいらないと考える人も多数存在していることがわかった。
さらに、「会社の社員旅行に参加したいですか?」と聞くと、66.1%が「参加したくない」と回答。「参加したい」と答えた人は28.6%で、「場所によっては参加したい」「メンバーによっては参加したい」などの条件付き参加者も見受けられた。
「残業」に関しては、「余暇を重視しているので残業はしたくない」(48.7%)と考えている人が最も多く、次いで「給料が増えるので残業はしても良い」(39%)、「仕事が好き(スキルアップしたい)なので残業したい」(4.9%)という結果に。
年代別にみると、年代が若いほど「余暇を重視しているので残業はしたくない」の割合が多く、年代が高いほど「給料が増えるので残業はしても良い」と答える割合が多い結果となった。