ブルーエアは2月10日、空気清浄機のフラッグシップ「Blueair Protect」シリーズから、新モデルとなる適用床面積~55畳および~29畳の4モデルを発売した。4モデルの製品名とブルーエアストア価格は、~55畳の「Blueair Protect 7540i」が137,500円、同じく~55畳の「Blueair Protect 7510i」が126,500円、~29畳の「Blueair Protect 7340i」が104,500円、同じく~29畳の「Blueair Protect 7310i」が93,500円。
Blueair Protectはこれまで、適用床面積~70畳の「Protect 7700シリーズ」と、適用床面積~40畳の「Protect 7400シリーズ」という2サイズ・6モデルだった。適用床面積の細分化ニーズを背景に、今回、~55畳の「Protect 7500シリーズ」と、~29畳の「Protect 7300」シリーズが加わった。
Blueair Protect 7540iとBlueair Protect 7510i、およびBlueair Protect 7340iとBlueair Protect 7310iのおもな違いは、7540iと7340iはホコリやニオイなどをリアルタイムで確認できる空気質指数(AQI)の数値表示機能を搭載するが、7510iと7310iは搭載しない点など。
Blueair Protectシリーズは、「HEPASilent Ultraテクノロジー」「GermShield」「SpiralAir」という3つのテクノロジーを搭載。室内の空気清浄だけでなく、本体内部やフィルターの汚れも抑えるプレミアムモデルだ。
HEPASilent Ultraテクノロジーは、イオンバリアによる静電効果で空気中の有害物質をフィルターに吸着する技術。0.03μmまでの超微粒子を99%以上除去するとしている。多層フィルターと強力なカーボンフィルター、プレフィルターによって、VOC(揮発性有機化合物)などの有害ガスや悪臭も取り除く。
GermShieldは、電源がオフの状態でも本体内部に菌が繁殖しやすい状態になると、それを検知してイオンチャージを実行。微風を起こして乾燥させ、本体内部やフィルターの菌を抑制する。
SpiralAirは緻密な計算に基づいてデザインされた空気の供給口で、遠くまで届く循環気流を作って、清潔な空気を室内中に届ける。
フィルター交換タイミングを、ユーザーに合わせて最適になるよう計算するスマートフィルター機能も備える。内蔵チップを用いてフィルターの使用率、部屋の空気質、ファンの回転数といった計測データをもとに独自のアルゴリズムでフィルターの使用状況を分析して提案。フィルター寿命が最大1年長くなっている。
本体上面の操作パネルには、空気の汚れ具合がひと目で分かる5色のLEDステータスバーを配置し、AQI数値を表示(7540iと7340iのみ)。スマートフォンとの連携にも対応し、「Blueair」アプリを使ってスマホ上から操作や空気質のモニタリングが行える。