ベゴニアというお花を知っていますか? 赤・ピンク・白など鮮やかな花を咲かせ、春から秋まで開花を楽しむことができるそう。
そのベゴニアのお花畑を撮影したというはぎさん(@hagi880)の写真が、まるでおとぎの国に迷い込んだかのように幻想的だと話題を呼んでいます。
夢のお花畑が三重にありました(@hagi880より引用)
これは本当に現実の世界? 絵画なのではないか……と錯覚してしまいますね。実はここ、三重県にある「なばなの里」のベゴニアガーデンという場所で、ちゃんと現実にある施設なのです。
このツイートに、およそ24万件のいいねと3.4万件のリツイートが寄せられており(2月10日時点)、「凄い、あまりの美しさに数秒固まりました」「え~何これ~この世界に入りたい」「めちゃくちゃ綺麗感動する」など、絶賛の声が寄せられています。
また「Those flowers a sooo beautiful」「Wow that’s amazing」など、海外の方にも反響があるようです。
とても素敵な場所ですが、どうやって撮ったのか、撮影時のテクニックも気になりますね。投稿者である、はぎさんにお話を伺ってみました。
――とても素敵な写真ですが、どのように撮影されいてるのでしょうか?工夫したポイントなどあれば教えてください。
はぎさん:これは実はカメラを始める前、iPhoneで撮った写真なんです。ベコニアガーデンはとっても綺麗で、水面に浮かぶベコニアも上に吊してあるベコニアもその両方に感動しました。どうにかこの迫力を切り取りたい! 画面いっぱいに収めたい! と思って、iPhone片手に色んな角度から写真を撮ってみました。
――SNSやnoteにも素敵な写真をたくさんアップされていますが、普段写真を撮る際に意識していることや大切にしていることがあれば教えてください。
はぎさん:コツは3点です! まず、「何を撮りたいか」が大切です。この写真だったら、「吊されているベコニアと水面のベコニアの両方の迫力」がテーマなんです。写真を撮る時に、「自分は何に感動して、何を撮りたいと思ったのか」それを自覚できているかどうかで写真はガラッと変わると思います。次に、その撮りたいものをとにかく大きく写すことが大切です。めいっぱい大きく写すことで迫力が伝わり、写真を撮りたいと思った時の感動が伝わると思います。
――とても参考になりますね。最後のコツはなんでしょうか?
はぎさん:最後に、余分なものを省きます。これが意外と抜けちゃうんです(笑)写真を見返すと端っこに人が写り込んでいたなんて経験ありませんか? 写真を撮る時は撮りたい主題にばかり意識が向いてしまうので、その脇に邪魔なものが入っていても気付きにくいんです。撮りたいものはこれだ! 大きく写したぞ! さあ撮ろう! の前に、一度冷静になって、「背景はこれで大丈夫かな? 」と一呼吸置いてみてください。これだけのことで私は写真が一気に変わりました。
――今回のツイートが話題になっていますが、率直な感想を教えていただけますでしょうか。
はぎさん:通知が止まらなくなってびっくりしました! 写真をやっていない友達のタイムラインにおすすめ投稿として私のツイートが表示されたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。今回私がこうして注目していただけた背景には、いつも写真について教えてくれたり、相談に乗ってくれたりする仲間の力があります。写真にも風景や花、ポートレートなど色んな種類があります。今まで写真に興味がなかった人が「あれ、この写真もいいじゃん」と色んな人の色んな写真に触れるきっかけとなれたら嬉しいです! 私の他の投稿やnote、Instagramと合わせて、私がリツイートしている写真も見ていただけたら幸いです。
撮影のコツを丁寧に教えていただきました!
自分が何を撮りたいかを意識して、それを大きく写すことが大事なのですね。すぐに実践できることなので、今日から意識できそうです。
はぎさんは、noteで写真の撮り方について紹介しているほか、TwitterやInstagramでも多くの写真を投稿しています。どれも素敵なので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
夢のようなお花畑が三重にありました pic.twitter.com/Cxxt7UuTim
— はぎ (@hagi880) February 8, 2022