JR西日本は10日、湖西線(山科~大津京間、北小松~近江高島間)のトンネル区間において、携帯電話通信サービスの整備が完了し、2月14日始発から順次サービスを開始すると発表した。

  • 湖西線経由で運転される敦賀行の新快速

  • 新たな通信サービスのエリア(提供 : JR西日本近畿統括本部)

JR西日本は各携帯電話サービス提供事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)とさらなるサービスの充実をめざし、2016年12月に山陽新幹線内全区間で携帯電話通信サービスを開始。在来線区間も2015年7月にJR東西線(京橋~尼崎間)、関西本線(今宮~JR難波間)、2017年12月までに東海道本線(大津~京都間)、2018年3月までに福知山線(宝塚~三田間)で携帯電話通信サービスを開始した。

湖西線も山科~大津京間、北小松~近江高島間のトンネル区間で整備が完了し、2月14日始発から順次サービスを開始する予定となった。なお、車内ではこれまで通りマナーモードに設定した上で、通話は遠慮し、混雑時の優先座席付近では電源を切るよう協力を呼びかけている。