大東建託は2月9日、「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2021<広島県版>」を発表した。同ランキングは2019年~2021年の3カ年分の回答を累積・集計したもので、広島県の20沿線に居住する20歳以上の男女1万1,759名を対象に行われた。
広島県における「街の住みここち沿線ランキング」では、「広島電鉄横川線(横川駅~十日市町)」(偏差値61.0、25㎡家賃相場5.8万円)が1位に。「平地なので自転車、徒歩、ベビーカーでの移動も楽」「公共交通機関の利便性がとても良い。古い建物がリノベーションされ、街が少しずつオシャレに変化してきている。地域独自のお祭りやイベントがあり、昔ながらの良い雰囲気も残っていて、新しい風景と旧来の風景がうまく混ざり合っている」「安い個人商店も、種類が豊富なスーパーもある」といった声があがった。
その結果、8因子中「親しみやすさ」「物価・家賃」の2因子で1位を獲得。また、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「物価・家賃」の4因子で偏差値60以上を獲得した。
続く2位は「広島電鉄皆実線(的場町~皆見町六丁目)」(偏差値61.0、5.6万円)で、8因子中2つの因子(「交通利便性」「行政サービス」)で1位を獲得。また5つの因子(「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「イメージ」)で偏差値60以上の高評価に。
「市電やバスなどの公共交通機関が充実している」「ゆめタウンなどの大型ショッピングモールがある一方で、小さな八百屋さんもあり、用途に応じて利用できる」「近所の人が優しかった。地域が祭りなど住民の繋がりが盛んな地域である」といった声が寄せられた。
3位には「広島電鉄宇品線(紙屋町東~広島港[宇品])」(偏差値60.3、5.9万円)がランクイン。「JR、市電、アストラムラインなど交通の便はいい」「古い建物が新しくなり、市内も活性してきている」「生活には困ることがない。川や公園も整地してあり、ジョギングや公園で子供がにぎやかに遊んでいる光景がどの年代にも住みやすい街と感じさせる」といった評価が並んだ。