三重県四日市ドーム(三重県四日市市)にて2月5~6日、スポーツクライミングのボルダリングの日本一を争う「第17回ボルダリングジャパンカップ」が行われた。
5日には予選を開催。男子は藤井快選手、石松大晟選手、楢﨑明智選手、土肥圭太選手、楢﨑智亜選手が全5課題を完登し、藤井選手が1位通過した。女子は大河内芹香選手が4完登5ゾーンで1位通過。それぞれ6人が決勝に進出した。
6日の男子準決勝では、土肥選手が唯一全4完登で1位となった。2位についたのは、3完登の川又玲瑛選手。女子は3完登3ゾーンで9名が並ぶなど波乱の展開になる中、野中生萌選手が1位、森秋彩選手が2位、伊藤ふたば選手が3位を通過した。
女子決勝では、準決勝でTOP3に並んだ野中選手、伊藤選手、森選手を抑えて、倉菜々子選手が4つの課題をすべて登り切って優勝。2位に野中選手、3位に伊藤選手が続いた。
男子決勝は、世界選手権を覇者し、東京オリンピックの男子複合で4位入賞した楢崎選手が4つの課題すべてを登り切って優勝した。2位は土肥選手。2連覇を狙った藤井選手は3位という結果になった。