俳優の中村倫也が出演する、アサヒビール「アサヒ贅沢搾り」の新CM 「僕だけが会える、贅沢な君です。」編が、15日より放送される。
新CMは、中村が「アサヒ贅沢搾り」とともに妻との時間を過ごすストーリー。「今日はゆるんじゃおっかな〜」とお疲れモードの妻に、 「どうぞどうぞ!」とチューハイを手渡す中村。 「頑張っている君をいつも見ているから、さ」と優しく心のなかで語りかける。
そしてチューハイをおいしそうに飲む妻を見つめながら、「僕だけが会える、贅沢な君です」というナレーションとともに言葉にならない幸せを噛みしめる。
■中村倫也インタビュー
――CM撮影の感想をお聞かせください。
CMのセットがすごくお洒落で、贅沢な時間を大切にしてる夫婦なんだなと思いました。そんな奥さんと贅沢な飲み物を飲んで過ごす、こういう時間って良いなってCMを撮りながら思いましたね。
――「僕だけが会える、贅沢な君です。」がCMの一つのメッセージですが、普段の生活の中で、「僕だけの贅沢時間」と思うときはどんな時ですか?
結構お風呂が好きなんです。一人暮らしですけど、お風呂の独特なあの空間のモイスチャーな感じと、ドアを閉めたらリビングとかよりも密室感があるところが、より一人の時間だなって思えるんですよね。そういう時に入浴剤入れて、キンキンに冷えた氷水を持ち込んで、ラジオや音楽をかけたり、漫画読んだりしながら、時間があるときは1時間ぐらい入りますね。長風呂できる時間があるということも含めて、まさに僕だけの贅沢な時間だなって思います。
またこの前、外食の時に、ささみとブロッコリーと梅とおかかで和えたものを食べたんですが、それがおいしくて、家でも作ってみようと思って。それがめちゃくちゃうまくできて。「ちょっとすりゴマも入れてやれ」なんかしながら作りました。ただ料理するだけじゃなくて、色んなことを試してみたりとか、しかもそれがおいしく出来たりとかすると「あぁ良い1日だなって」って思います。
――アサヒ贅沢搾りが今回リニューアルされますが、中村さんが今年新たに挑戦したいことはありますか?
マネージャーが最近占いをしたんですが、マネージャーと僕がその占いだと同じククリらしいんですね。だから同じことが当てはまるって言われて。2022年は「後輩に優しくすると慕われる年」だと。だから意識的に年下の子を気にかけたり、優しくしてあげたりすると良いって言われたらしいんです。
だから僕も、年下の人とか現場で増えてきましたし、今までも気にかけてるつもりだったんですけど、より年下の子に優しくしてあげたいなって、それを聞いて思ったんです。でも、その占いによると、その次の年は「後輩に疎まれる年」らしいんですよ。優しくしたのに報われないんだなっていうのはあるんですけど(笑)、だからもっと優しくしなきゃいけない。だからここしばらく年下に気をつかう生活に挑戦したいと思います。
――今回のCMはお酒でほんのりゆるむ妻とそれを見守り一緒に楽しむ夫が描かれています。中村さんにとって理想的な夫婦像はどんなものですか?
楽しいのが良いですよね。CMでもおでこに缶を乗せて、ヒャーみたいなやり取りをやりましたけど、あんなワキャワキャしたのも楽しいですし。でもそれぞれの時間も大切だって色んな人から聞くので、丁度良い距離感と丁度良いワキャワキャさがあるのが理想なんですかねえ、うん。
――今回のCMでは、ザ・スパイダースの楽曲「なんとなくなんとなく」が使用されています。歌詞の中に、「なんとなく幸せ」というフレーズが出てきますが、 中村さんにとって、普段の生活の「なんとなく幸せ」な瞬間はどんな時ですか?
このあいだ、スーパーで買い物をしてて、何百何十何円ですって言われて、財布の中の100円玉を見てたら、出てくる100円玉が全部ピッカピカなんですよ。お釣りで受け取る時はあまり見ないじゃないですか、でも出す時は数えるからすごく見るんですよね。それがもう、みんなピカピカで、「なにこれ〜」って思いました。僕の渾身の「なんとなく幸せ」です(笑)。