ヒロミ、ファンキー加藤、フワちゃん、ローランド、高橋みなみら東京都八王子市出身の有名人で結成された「八王子会」に、八王子医療センターから感謝のサプライズが行われた。

  • 「八王子会」の様子

昨年末、2年ぶりに開催された「八王子会」は、この日がヒロミの誕生日ということもあり、メンバーそれぞれがプレゼントを持ち寄って盛り上がったが、会の後半にヒロミたちも知らされていない訪問者が。それは、一昨年のダイヤモンド・プリンセス号の集団感染以来、新型コロナと最前線で戦っている八王子医療センターの看護部長だった。

実は約1年前、感染拡大で医療センターが一番苦しかった頃、ヒロミは知人を通して医療センターの人たちを元気づけてほしいとの相談を受けていた。そして、グループLINEで八王子会メンバーに呼びかけたところ、メンバーたちから続々と応援メッセージが送られてきたのだ。ヒロミは、その動画を編集して医療センターに送った。

看護部長にその時の話を聞くと「動画が届いたときは本当に驚きました。八王子会の皆さんの愛がこもった、とっても温かい動画で、感染拡大で一番苦しかった時に、1,600人のスタッフ全員が、この動画を見て本当に元気づけられました」「どこかでお礼を言いたいと思っていたところ、地元で八王子会が開かれるということを聞き、ぜひお礼を言わせてくださいとお願いして、来させていただきました」という。

会場では、医療センターの皆さんが自分たちで撮影した八王子会へのお返しのメッセージ動画を上映。新型コロナの終息が見えず、今も大変な思いをしている医療従事者の方々が、明るくメッセージを伝える動画を見て、ヒロミたちは感動。思わず涙する。

この模様は、BS日テレの特番『ヒロミの八王子会SP』(13日21:00~)の中で放送。この番組でナレーションを担当する八王子会メンバーのセントチヒロ・チッチ(BiSH)は「緊張もありますが、少しでも八王子を盛り上げることになるのであれば、頑張りたいと思います!」と語っている。セントチヒロ・チッチのナレーション撮りの裏側は、番組公式 YouTube「ヒロミの八王子ch」でも配信されている。

番組プロデューサーは「八王子の人たちの温かさ、かたい絆に感動しました。都心に住んでいると、隣の住人すら知らないって人も多いと思いますが、八王子の人たちは本当に地元愛が強く、人間的な温かさにあふれています。いい意味で東京であって、東京でない。そんな八王子が僕も大好きになりました」とコメント。

ヒロミは「みんな忙しいから、そんなメッセージも集まらないかなと思ってたら、みんなすぐに送ってきてくれた。それがうれしかったですね。今回の八王子会では、僕らが励ますはずが、逆に医療センターの皆さんに励まされました。微力ながら、これからも八王子会として、地元のために何かできたらと思います」と話している。