JR西日本は9日、山口県内においてICカード乗車券「ICOCA」エリアを2023年春から拡大すると発表した。山陽本線の徳山~下関間で「ICOCA」が利用可能となるほか、山口線の湯田温泉駅、山口駅でも「ICOCA」を利用できるようになる。

  • 山口県内の山陽本線を走る115系の普通列車

  • 2023年春以降、山陽本線徳山~下関間の20駅と山口線の2駅で「ICOCA」が利用可能に

山口県内の山陽本線では、2022年3月12日のダイヤ改正に合わせ、南岩国~徳山間で「ICOCA」サービスを開始する予定。2023年春の「ICOCA」エリア拡大により、新南陽駅から下関駅までの20駅でも新たに「ICOCA」を利用可能に。これで山陽本線の全区間が「ICOCA」エリアとなる。

山口線の湯田温泉駅、山口駅も2023年春から新たに「ICOCA」を利用できる予定だが、「山口線ではICOCA(きっぷの機能)のみご利用いただけます」とのこと。山陽本線徳山~下関間20駅と山口線2駅の詳しいサービス開始日などについて、決まり次第、発表するとしている。