ノートンライフロックは2月9日、「ノートン サイバーセーフティ インサイト レポート2022(オンラインでの出会い篇)」に関する調査結果を発表した。調査は2021年11月15日~12月7日、18歳以上の1,000人※を対象にインターネットで行われた。

※うち295人がマッチングアプリ・サイトの利用経験者

調査結果では、「日本人の約4人に1人(27%)がマッチングアプリまたはサイトの利用経験あり」「マッチングアプリまたはサイトを利用したことがある日本人の約4人に1人(23%)が、マッチング後に相手のことを調べた経験があると回答。

中でも、『SNSのプロフィールを検索』が最多」「日本人の約100人に1人が、過去12ケ月間に、オンライン上で恋愛関係を装って近づき金銭被害をもたらす詐欺『ロマンス詐欺』を経験していることが明らかに」となっている。

また、「ロマンス詐欺のターゲットになりやすい」プロフィールの例として、「家族・パートナーとの写真がない」「ペットの写真がある」「車・家・高級品の写真がある」と指摘する。

  • 「ロマンス詐欺のターゲットになりやすい」プロフィール例

さらに、ロマンス詐欺の可能性があるプロフィール・連絡の特徴として、「SNSやマッチングアプリ外に、早い段階で誘導しようとする」「仕事、車、家などについて、質問してくる」「高価な贈り物をしようとする」「海外で仕事をしているため、なかなか会えない」「知り合ってすぐに愛情表現をする」などを挙げ、注意喚起している。

  • ロマンス詐欺の可能性があるプロフィール・連絡の特徴