6月4日・5日の2日間にわたり東京・日比谷公園とその周辺施設にて開催される「日比谷音楽祭2022」の第1弾出演アーティストが9日、発表された。
今回発表された出演アーティストは8組。シシド・カフカが主宰するel tempo(エル・テンポ)、矢野顕子と三味線プレイヤー・上妻宏光のユニット・やのとあがつま、一昨年結成20周年を迎え、「My Way」がTHE FIRST TAKE で話題沸騰中のDef Techといった初出場組に加え、“世界TOP500ドラマー”に史上最年少で選出されたYOYOKA、自らのアーティスト活動だけでなく音楽プロデューサーとしても注目を集めるSKY-HI、さらには、昨年出演が叶わなかったDREAMS COME TRUEと新妻聖子らが登場。また、日比谷音楽祭のために結成されるスペシャルバンド・The Music Park Orchestraが、今年も豪華ミュージシャンたちと共演する。
日比谷音楽祭は、日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で音楽を体験できる、フリー(無料)の音楽イベント。2019年に音楽プロデューサー・亀田誠治氏を実行委員長として初開催、2日間で10万人を超える来場者に音楽を届けた。ライブだけでなく、楽器体験やワークショップ、トークイベントなどを実施して「自分自身の音楽の楽しみ方」を見つける機会を創出している。新型コロナウイルス感染拡大の影響から2020年は開催中止。2021年は無観客のオンライン生配信による開催となり、2日間で視聴者延べ約15万人、総再生回数51万7000回を記録した。
2022年は日比谷公園での有観客開催に加え、オンラインによる生配信も目指しているという。
なお、日比谷音楽祭は、人々がより自由に多様な音楽と出会うため、参加費を無料とし、その運営費を協賛金・クラウドファンディング・助成金でまかなっている。3月にはクラウドファンディングのスタートを予定しているほか、今後も出演アーティストやワークショップなどのコンテンツ情報を随時発表していく。