お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志とタレントの中居正広がMCを務めるフジテレビ系バラエティ特番『まつもtoなかい~マッチングな夜~』の第2弾が、19日(21:00~)に放送される。

  • 松本人志(左)と中居正広=フジテレビ提供

松本と中居が“会わせてみたい2人”をマッチングし、対談する2人の様子を仲人として見守る“トークドキュメンタリー”の同番組。2020年11月放送の第1弾では、森進一×Hiro(MY FIRST STORY)の親子共演や、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)×菅田将暉の初対談などが反響を呼び、ギャラクシー賞(2020年11月度月間賞、同年度テレビ部門奨励賞)を受賞した。

今回も、さまざまな関係性を持つ4組が登場し、松本&中居を交えて、特にテーマを決めず、気のおもむくままに語り合っていく。オープニングでは、中居が「昨日の夜はあまり眠れなかった」と明かすと、松本も「僕はさっきまで筋トレしてました。疲れてるくらいがちょうどいいかなと思って(笑)」と、それぞれ緊張をあらわにした。

■長渕剛×大悟(千鳥)
「乾杯」「とんぼ」など数々の名曲を生み出し、40年以上にわたって第一線で活躍を続けるシンガーソングライター・長渕剛のマッチング相手は、幼い頃から長渕に憧れ続け、その生き方に多大な影響を受けたという千鳥の大悟。今や売れっ子芸人の大悟だが、仕事が全くなく、芸人を辞めようと考えていた時期も、長渕の存在が心の支えになったのだという。

しかし、いざ憧れの長渕を目の前にすると緊張しきりの大悟。なかなか言葉が出てこず、松本&中居も「こんな大悟は見たことがない」と心配するほどの極限状態に。だがその後、次第に話は盛り上がり、2人は互いの生い立ちを振り返りながら、貧しかった少年時代や故郷への思いを語るほか、それぞれの人生論や仕事論などを展開する。さらにトークの後には、長渕が生歌を披露。「大悟くんのために歌います」と熱く歌い上げるその楽曲とは。真剣に聴き入る大悟の表情にも注目だ。

■布袋寅泰×新庄剛志
伝説のバンド「BOOWY」のギタリストとしてデビュー以降、今なお音楽シーンのトップを走り続ける布袋寅泰。そして、2022年シーズンから北海道日本ハムファイターズの監督を務める“BIG BOSS”こと新庄剛志。音楽界と球界、それぞれの世界で常に熱い注目を集めるビッグスター同士のマッチングが実現した。「共通点がわからない(笑)」という松本の心配をよそに、初対面ながらも互いに「会いたかった」という2人は、楽しいトークを展開。中学生の頃、BOOWYの大ファンだったという新庄が「布袋さんに謝りたいことがある」と驚きのエピソードを明かすと、布袋は意表を突かれて、しばしぼう然!? さらに、新庄は日ハムの新監督としての抱負を語り、布袋はミュージシャンとしての信念を明かすなど、貴重なトークが続々と飛び出す。
2人のビッグスターが“今、若者たちに伝えたいこと”とは…。そして最後は布袋のリクエストで、4人全員が、幾何学模様のペインティングで有名な“HOTEIモデル”のギターを抱えて、CDジャケット風の写真を撮影することに。ロックなポーズで決める。

■山田孝之×菅田将暉
第1弾で憧れの甲本ヒロトと対談した菅田将暉の今回のマッチング相手は、映画監督やプロデューサーとしても活躍し、菅田が尊敬の念を込めて「変態」と呼ぶ先輩俳優・山田孝之。2人のトーク番組での共演は、今回が初めて。20代の菅田と30代の山田、世代の違う2人の実力派俳優が、互いの印象などを語り合っていく。
そんな2人の話に、50代の松本と40代の中居も興味津々。松本いわく「本性が全くわからない“怪優”」の山田だが、自身の交友関係や恋愛観を包み隠さず明かし、松本&中居を驚かせる。やがて話題は、演技論や作品論におよび、近年圧倒的人気を誇る韓国ドラマに対する評価、さらには“日本のエンタテインメントの未来”にまで話は広がっていき、中居も「日本を代表する俳優2人」と認める山田&菅田の濃密トークが繰り広げられる。

■伊藤俊介(オズワルド)×伊藤沙莉
かわいらしいハスキーボイスと圧倒的な演技力で高い評価を集める女優・伊藤沙莉と、その実の兄で、昨年末の『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で大健闘を見せた注目の漫才コンビ・オズワルドの伊藤俊介。幼い頃から互いをよく知る兄妹の2人が、テレビカメラの前で初対談を果たす。「兄妹というより、父と娘のような関係」と話す2人は、幼少時代や数年前に2人暮らしをしていた頃の思い出を明かすほか、兄は芸人として、妹は女優として大活躍を続ける今、お互いをどのように見ているのか、赤裸々トークを展開する。
『M-1グランプリ』をテレビで見ながら兄を応援していたという沙莉が、“オズワルド準優勝”という結果に対し率直な感想を語るなど、驚きの逸話が次々に飛び出し、妹がいない松本&中居も“兄妹”という不思議な関係に好奇心をかき立てられた様子。だが、そんな松本&中居に、俊介は「バラエティ番組で共演するのは今回が最後」と宣言。その真意とは…。さらに話が進むうち、俊介には沙莉より年上の妹がもう1人いて、三人兄妹であることを明かす。どうやら兄妹の中でも群を抜いて明るい性格らしく、「本来、一番芸能界に向いている」と2人は豪語する。強烈キャラ勢ぞろいの伊藤三兄妹の全貌が明らかに…。

中嶋優一チーフプロデューサーは「第2弾となる今回も、ありがたいとに4組の素晴らしいマッチングが整いました。憧れと緊張の初対面、テレビにめったに出ない方々、男もほれるカッコいいトップ俳優同士、超貴重な兄妹共演など、いずれもジャンルが違う充実した構成になっていますので、ぜひご覧いただければと思います」と話している。

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