ローソンは4月1日より順次、プラスチック資源循環促進法の施行に合わせ、全店舗にて「プラスチック製穴開きスプーン・フォーク」を導入する。
導入するのは、持ち手部分に穴を開け長さも短くしたプラスチック製のスプーンとフォーク。4月1日には東京都内の直営店3店舗での導入を開始し、2022年上期中の全店導入を目途に順次展開していく。
これにより、年間で約67トンのプラスチック使用量削減が見込まれるという。
また、同日より「木製スプーン」の導入も順次スタート。「木製スプーン」に関しては、店舗が自由に選択できるようになっており、まずは関東と近畿地区の希望店舗にて導入開始となり、全国に広げていく。
「木製スプーン」は、従来のプラスチック製と比較したコストの比較や使い勝手などの検証のため、2021年8月より東京都内のナチュラルローソン8店舗にて実際に提供する実験を行っていた。同実験では、店舗のコストは増加したものの、大きな問題は発生しなかったという。