突然ですが、ノートの罫線にはどんな使い方があると思いますか?

文字や図形を真っすぐ書くために活用するのが一般的だと思うのですが、フリーランスの画家・晴夏さん(@_harenatsu)の手にかかると、こんなこともできちゃうんです。

私は 2年程前にTwitterの企画で 動物を22000匹描く事になった女です。 .
未だに描き続けていて、現在の記録は2802匹です。
(@_harenatsuより引用)

“罫線にぶら下がって遊ぶアマガエル"から始まったこの企画。2年間で2802匹を描き、いまだ継続中だという晴夏さんの画力はもちろんのこと、その有言実行ぶりに「凄い!!凄すぎる!!」「圧巻です…!!」「覚えてます!!」「続けていることがまずすごい!」「かっけぇ……そしてみんな可愛い!」「凄すぎて言葉失う」など、感動と称賛の声が続々と。

また「こんな絵本あったら楽しいだろうなあー!!」「今のこの段階でも、売ってほしいなと思うくらいです」「2万2千描き終わったら原画展やってほしい」といったオファーのほか、便箋やメモ帳、文具、Tシャツといったグッズ化を望む声も多数あがっていました。

さらに、この中からお気に入りの1匹を探し出す人が続出。

「白ヤギさんがノート食べてるww」
「このカエルかっこよくて好きw」
「ウーパー可愛すぎます」
「ハムスターちゃんとかカエルくんが罫線にしがみついてるのがツボです」
「レッサーパンダのヒャッホイ感と冷たい視線のインコよねやっぱ」
「このパンダめっちゃかわいい」
「ねむねむコアラがかわいすぎます…」
「よく見るとカニがノート破ってたりいろんなことが起きている」

“1RTに1匹増える“この動物画集は、みなさんからの応援RTがツイ主さんの力となって完成するもの。素敵な世界が織り成すこの世界に、2月7日現在8.1万件のリツイート・46.7万件もの「いいね」が集まっています。同企画の誕生秘話などツイ主の晴夏さんに話しを伺いました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 22000匹書くことになった企画について、詳しく聞かせてください。また、気の遠くなる作業だと思うのですが、描き続ける原動力になっているものがあれば教えてください。

当時コロナ禍が始まって、仕事が減ってしまい 、話題性作りの為に投稿しました。私は絵を描くのが本当に好きで この様な企画がなくとも毎日沢山絵を描いていますので、特に苦には感じておりませんが、それでもいつも見てくださる方々のお陰でモチベーションが上がっています。

―― とても繊細で美しい絵だと思ったのですが、描く際に大切にしていること、こだわっているポイントなどがあればお聞かせください。

全体的な色みのバランスには特に気を配っています。また、早く描くことよりも1匹1匹丁寧に心を込めて描くことに重点を置いています。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想を伺えますでしょうか。

再び沢山の方から反響を頂いて、改めて頑張ろうと思いました。


目指すゴールは22000匹。みなさんも、その1匹に加わってみてはいかがでしょうか。完成が楽しみですね。