自分が生まれた月の宝石、すなわち誕生石を身につけると願いが叶ったりその宝石が持つパワーを分けてもらえたりするといわれています。

忙しい社会人にとって、誕生石でおしゃれをしつつ、願いを叶えるパワーをもらえたら嬉しいですよね。

この記事では、7月の誕生石のルビーについて、宝石言葉や魅力について解説します。ネックレスなど、ルビーを使ったアクセサリーについても紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

  • そもそも誕生石とは

    7月の誕生石について紹介します

そもそも誕生石とは

「7月にはルビー」というように1月から12月までにはそれぞれ宝石があてはめられており、自分が生まれた月の宝石のことを誕生石といいます。

誕生石は、身につけることで願い事が叶ったり、幸運が訪れたりするという言い伝えがあります。そのため、誕生石を使ったアクセサリーを身につけたい、という人も多いでしょう。

アメリカが誕生石を統一したのちに、ほかの国でも誕生石が決められていきましたが、国によって若干の違いもあります。日本はアメリカの誕生石をベースにしていますが、サンゴとヒスイが追加されています。

生まれたつき以外の誕生日をつけてもいい?

7月生まれの人でも、ほかの月の誕生石を身につけて問題ありません。自分の叶えたい願い事や、欲しいパワーに合わせて好きな誕生石を身につけるのも誕生石の楽しみ方です。

また、たとえば5月にはエメラルドとヒスイの2つの誕生石があるなど、月によっては誕生石が複数存在していることもあります。

その場合、お気に入りの宝石1つを選んでつけても、すべてそろえて服装や気分に合わせてコーディネートしてもOKです。自分好みに、自由に誕生石を楽しみましょう。

  • そもそも誕生石とは

    誕生石を身につけて、宝石が持つ意味やパワーで願い事を叶えましょう

7月の誕生石はルビー

7月の誕生石はルビーです。ルビーの宝石言葉や魅力、お手入れ方法などを紹介します。

ルビーとは

ルビーは赤い色の宝石で、ダイヤモンド、サファイア、エメラルドと並んで世界4大宝石の1つです。しかし、4大宝石の中で年間の産出量が一番少なく、貴重な宝石といわれています。

コランダムという物質が酸化クロムと結びつくことでルビーになりますが、きれいな赤色に発色することがまれな現象のため、ルビーは希少価値が高い宝石となっています。

ルビーの宝石言葉・意味

ルビーには、以下のような宝石言葉や意味があります。

  • 恋愛成就
  • 良縁
  • 情熱
  • 勝利
  • 健康
  • 知恵

ルビーには、恋愛や仕事などにおける成功のパワーがあるとされています。仕事やプライベート、自身の健康など幅広く活力をくれるのがルビーであり、7月生まれの人はもちろん、7月生まれではない人にとっても身につけることでパワーを感じられる宝石といえるでしょう。

ルビーの魅力

ルビーの魅力は、美しい赤色にあります。赤いルビーは太陽の象徴ともいわれ、日本以外にも多くの国で7月の誕生石とされています。

「不滅の炎」のシンボルともされて、燃えるような情熱を意味し、恋愛成就や情熱といったルビーの宝石言葉をあらわしています。

ルビーの赤色には大きく分けて3種類あります。もっとも価値が高いのは「ピジョンブラッド(鳩の血)」で、透明感がありながら、紫がかった濃い深みのある赤色が特徴です。「ビーフブラッド(牛の血)」と呼ばれる若干黒みがかった牛の血のような色や、「チェリーピンク」と呼ばれる薄い赤色のルビーもあります。

自分の服装などに合わせて、好みの色を選んで使い分けも楽しめるでしょう。

ルビーの歴史

ルビーは、古くからさまざまなパワーや効果があると考えられ、愛されてきました。赤色から止血効果があると信じられていたり、血の赤色と似ていたりすることから生命の源と関連づけられ、若々しさや不死身のパワーがあると考えられるなど多くのエピソードがあります。

権力や富の象徴と考えられていたルビーは、体の右側につけるとより効果があると考えられていたため、中世ヨーロッパの肖像画ではほぼ体の右側にルビーが描かれています。元々、右には積極性という意味があるとされ、ルビーの情熱を合わせることで、さらに効果があると考えられていたといわれています。

ルビーの産地

ルビーの産地として有名なのは、ミャンマー、タイ、カンボジア、スリランカ、タンザニア、ベトナムなどです。

ミャンマーはルビーの産地として古い歴史があり、特にモゴックと呼ばれる地域は上質なルビーが採掘され、有名な産地として知られています。

ルビーのお手入れ方法

ルビーのお手入れは、柔らかい布で軽くふき取り、汚れが気になる時は中性洗剤を入れたぬるま湯に入れて優しくこすり洗いをするのがおすすめです。太陽の光に当たると、退色しやすいため、保管場所に注意しましょう。

また、ルビーの中には染色などの処理が施されていることもあります。どのような処理が施されているのか、お手入れの際の注意など購入時にもしっかりと確認しておきましょう。

  • 7月の誕生石はルビー

    ルビーは恋愛成就や情熱、勝利などオンオフ問わずパワーを感じられる宝石です

7月の誕生石ルビーはこんな人におすすめ

ルビーの持つパワーは、7月生まれの人はもちろんほかの月に生まれた人にもおすすめです。

恋愛を成就させたい人

ルビーの赤色は、情熱や深い愛の象徴とも言われ、恋愛を成就させたい人に特におすすめです。

恋を実らせるためには、行動が必要。ルビーを身につけることで恋愛に対して、前向きな気持ちが生まれ、積極的になれることから、恋愛成就の効果があるといわれています。

ルビーは結婚40周年の宝石

結婚25周年は銀婚式、50周年は金婚式と呼ばれるように、結婚40周年は「ルビー婚式」と呼ばれます。結婚40周年にルビーを贈れば、長年の感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。

  • 7月の誕生石ルビーはこんな人におすすめ

    ルビーは自分用にもプレゼント用にもぴったりの宝石です

ネックレスなどルビーを使ったアクセサリー

ルビーを使ったアクセサリーにも、さまざまなタイプがあります。

ネックレス

ネックレスの素材にも、ピンクゴールドやシルバー、プラチナなどがあります。色味やお手入れの方法などから、ルビーをどの素材と合わせるかも考えてみましょう。

年齢にかかわらず身につけやすいしずく形のデザインや、可愛らしさのあるハート形のデザインなどバリエーションも豊富です。

ピアス・イヤリング・イヤーカフ

ピアスやイヤリング、イヤーカフなど耳まわりでも、ルビーの赤色が情熱的な魅力を演出してくれます。

金属アレルギーの方は、セラミック製のものや、キャッチにシリコンが使われているものを選べば、アクセサリーを楽しめます。 小粒のルビーなら、目立ちすぎず職場や普段使いもしやすいでしょう。

指輪

指輪には大きなルビーをあしらったものも多く、大粒のルビーで情熱のパワーを感じたいという人にもおすすめです。

使われているルビーのカットもオーバルカットやトリリアントカットなどがあり、見た目のデザインや光の反射の仕方も異なります。お気に入りの指輪を見つけてみましょう。

ブレスレット

ブレスレットは、ほかのアクセサリーとは異なるデザイン性も魅力です。ブレスレットやバングルは重ね付けしやすく、コーディネートをより楽しめるでしょう。

アクセサリーの中には、表はルビー、裏にはダイヤモンドなどリバーシブル仕様になっているものもあるので、デザインで選ぶ時には参考にしてみてください。

  • ネックレスなどルビーを使ったアクセサリー

    ルビーを使ったアクセサリーで、おしゃれを楽しみましょう

情熱的な魅力を与えてくれる7月の誕生石ルビー

7月の誕生石であるルビーは「愛」や「情熱」を意味し、より情熱的で魅力的になりたいと思う人におすすめのパワーストーンです。

「勝利」や「良縁」といった宝石言葉もあり、ルビーは恋愛や仕事などオンでもオフでもパワーをくれる宝石です。

ネックレスや指輪などルビーが使われたさまざまなアクセサリーがあるので、ぜひ、お気に入りデザインのルビーを身につけてみましょう。