俳優の神尾楓珠が、フジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』(4月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが8日、明らかになった。
筋金入りのヤンキー一家・難波家の次男・剛(間宮祥太朗)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語の同作。神尾は、剛が入学するはずだった、そして難破家全員がそこに通っていると思い込んでいるヤンキー校の1年生・伍代直樹を演じる。
不良だらけの上級生からも恐れられるほどケンカが強い一匹狼。最初は剛に敵対心を燃やしてタイマンをはろうとしていたが、ある時、剛の秘密を知ることになり、次第に相棒的な存在になっていく。甘いマスクと抜群のファッションセンスの持ち主で、常に複数の女性と交際しているというウワサも。本人はいつもクールで感情を表に出さないのだが、意図せず剛のペースにどんどん巻き込まれることになってしまう。そして、誰よりも剛のことを理解するようになり、実は情に厚く面倒見がいい一面も見せていく。
コメントは、以下の通り。
■神尾楓珠
――伍代役のオファーを受けて
「率直に面白そうだなと思いました。今までのヤンキー漫画にない斬新な設定なので、どんな作品になるのかワクワクしています」
――伍代という役をどのようにとらえていますか?
「剛との関係性の変化や、いわゆる相棒的な存在としての2人の面白さを出せればと思います。クールなキャラクターなので、どうユーモアを出していくか難しいと思いますが、精一杯楽しみたいと思います」
――視聴者の皆さんにメッセージを
「ヤンキーだったり、ラブコメだったり、いろいろな要素が詰まったまさに波瀾(はらん)万丈な作品になると思うので、楽しみにしていてください!」
■栗原彩乃プロデューサー
「伍代直樹は、誰とも群れない孤高の存在です。しかし、剛と出会ってしまったせいで、振り回されてペースを乱し、気付いた時には彼の一番の相棒になっていました。一匹狼のくせに、実は面倒見が良い。冷徹そうで、実はお人よし。このギャップだらけの伍代という男を、魅力的に演じてくださる役者さんは誰だろう。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが神尾さんでした。神尾さんのクールで力強いまなざしと落ち着いた声色…凜とした佇(たたず)まいはまさに伍代そのもの。ポーカーフェイスから一転、自らの弱い部分をさらけ出しながら、徐々に剛との絆を深めていく伍代を、神尾さんがどのように表現されるのか、ぜひ楽しみにしていただきたいです」