地震や豪雨などの災害被害が多い印象の昨今。被災した時に困るのは停電、断水などライフラインがストップすることが一番かもしれません。
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)がそうした時の、「ある場所」に関するツイートを行い、注目を集めていたので紹介します。
先日、「災害が起きたら、父は仕事に行くので家のことを頼むよ!」と話をしながら、小4の息子と一緒に、バケツを使って風呂水でトイレを流す練習をしました。スッキリ流すのにはコツがあり、注意事項と合わせ勉強になりました。マニュアルを自作してトイレに貼りました。
(@MPD_bousai)より引用
この投稿には、「実際にやってみることで、いざという時スムーズに行動ができますね!」「トイレタンクに水を入れればいいと思っていました…… 頻繁にすることじゃないのでトイレに貼っておくと安心ですね」「阪神大震災の時、職場ではこの方法で流してた」など、参考になったという声や、実際に被災した際の経験を紹介する声もありました。
しかし、「基本、簡易トイレではないか? 配水管が壊れかどうかは、実際分からない……」と指摘する読者もいました。
さらには、「災害の種類、規模によりますが、大規模地震の場合は水で流さない方がいいと思います。マンションは特に。配管の損傷はぱっと見分かりません。外や下の階のトイレが汚物まみれになりかねません」「3.11の際、この方法で使用して路上の汚水マンホール等から粉砕し切れないペーパーが溢れていたのが散見されました。中越地震の時の地元の方の話を聞いていたので、家族には停電断水の際は簡易トイレをと話しています」という、「まずは簡易トイレがよいのでは?」と反論するコメントもありました。
本原稿作成時(2022年2月7日17時)では、読者の見解に対するコメントは投稿されていません。
いずれにせよ、防災対策は「日頃の意識」が大切でしょう。皆さんは災害対策を意識した備えや習慣はありますか?
先日、「災害が起きたら、父は仕事に行くので家のことを頼むよ!」と話をしながら、小4の息子と一緒に、バケツを使って風呂水でトイレを流す練習をしました。スッキリ流すのにはコツがあり、注意事項と合わせ勉強になりました。マニュアルを自作してトイレに貼りました。 pic.twitter.com/dx0dfH13JJ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 7, 2022