ミュージカル『ラ・マンチャの男』が6日に東京・日生劇場で初日を迎え、主演の松本白鸚がコメントを寄せた。
スペインの国民的小説「ドン・キホーテ」を原作としたミュージカル『ラ・マンチャの男』は、1965年にブロードウェイで初演。日本では1969年の初演より松本白鸚が主演。翌70年にはブロードウェイからも招待を受け、計60ステージを全編英語で行った。これまでの上演回数は1307回を数える不朽の名作だが、2022年の本公演をもって、松本白鸚の「ラ・マンチャの男」はついにファイナルを迎える。新型コロナウイルスの影響で上演中止の公演も相次ぐ中、無事に初日の幕が開いた。
ドン・キホーテが想い姫と慕うアルドンザ役に2012年公演以来の出演となる松たか子が扮し、父・白鸚との久しぶりの舞台共演に臨む。サンチョ役の駒田一、 牢名主役の上條恒彦、新たなキャストとしてアントニア役に実咲凜音、カラスコ役には吉原光夫を迎えた。公演は日生劇場にて2022年2月6日~28日。
松本白鸚 コメント
『ラ・マンチャの男』の初日があきます。
感無量の思いです。
今日の初日を迎える事が出来たのも、
東宝の方々、スタッフ、キャスト、それにマスコミの方々のお陰、
そして 何よりもうれしいのは、
その都度、劇場へ足をお運びくださった多くのお客様のお陰です。
心より感謝申しあげます。
本当に
本当にありがとうございました。
写真提供/東宝演劇部