JR九州は、ダイヤの見直しを行う2022年3月12日から、朝の通勤時間帯および夕夜間の利便性向上のため、利用の増えている鹿児島本線福間駅に特急「きらめき」「ソニック」など一部列車を新たに停車させると発表した。
福間駅(福岡県福津市)は福岡市の通勤圏内に位置し、JR九州の駅別乗車人員でも上位に入る駅。快速・区間快速の全列車が停車し、福間駅発着で博多方面へ向かう普通列車も運転されている。博多方面から福間駅まで快速運転を行い、福間駅から先は各駅に停車する区間快速も多い。特急列車は現在、朝の通勤時間帯に博多行の「ソニック202号」「きらめき3号」、夕夜間に博多発の「ソニック55・201号」「きらめき4・6・8・10・12・14号」が停車している。
ダイヤの見直しを行う3月12日以降、福間駅では朝の通勤時間帯に特急列車5本、夕夜間に特急列車4本が新たに停車。現行の列車も含めると、朝は博多行の特急列車7本、夕夜間は博多発の特急列車12本が停車することになる。
朝の通勤時間帯、福間駅では同駅6時37分発「きらめき1号」から同駅8時41分発「ソニック6号」まで7本連続(6・7時台に2本ずつ、8時台に3本)で特急列車が停車。夕夜間の福間駅では、同駅17時54分発「きらめき2号」から同駅0時0分発「きらめき14号」まで、博多発の特急列車が毎時1本以上(18・19・20・22時台は毎時2本)停車する。博多駅を17時以降に発車する小倉方面の特急列車17本のうち、福間駅を通過する列車は5本のみとなる。