俳優の東山紀之が主演を務めるAmazon Originalドラマ『GAME OF SPY』が、2022年初夏よりプライム会員向けに世界独占配信されることが6日、発表された。
本作は、世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁にある極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描く。軍隊格闘カリ・シラットや、手裏剣や吹矢、鍵縄など日本古来の武器を融合させた超絶アクションが繰り広げられ、往年のスパイ映画へのオマージュを感じる設定や、最新鋭の技術を駆使した映像表現を用いた新感覚スパイアクション作品だ。
本作が動画配信のドラマ初主演となる東山が演じる主人公の羽柴猛(はしば・たける)は、GOSのチームリーダーで、これまで幾度となく国家存亡の危機を影ながら回避させてきた日本屈指の諜報員。羽柴は戦闘能力が高く、軍隊格闘カリ・シラットと「殺陣」を融合させた独自の格闘スタイルで、難しいミッションをひょうひょうと遂行する一方で、灼熱や高所、極寒など過酷な場所を好む性格で、目を離すとすぐ危険なところにいる一風変わったスパイとして描かれる。
東山は本作で、これまでこなしてきた数々のアクションシーンの上をいくハードなアクションに挑戦。本作では肉体の限界に挑み、ハリウッド大作に負けないアクションシーンを披露している。
本作の監督は、連続ドラマ『刑事7人』、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』などのメガホンを取った及川拓郎氏。脚本は、『ルパンの娘』、『飛んで埼玉』などを手掛けた脚本家・徳永友一氏が担当した。
併せてティザー画像と特別映像も公開された。ティザー画像は、火の粉が飛ぶ中、血だらけの東山が正面をまっすぐ見据え、何かを背負った孤高の男を彷彿とさせる。特別映像は、ハードなアクションをこなす東山の真剣な姿を捉えたメイキング、激しい銃撃戦、戦闘シーンを中心に構成されている。
■東山紀之コメント
緻密で繊細で大胆なドラマを日本から世界に配信するということを、みんなで目指したドラマです。怒涛のアクションシーンが見どころですが、僕を傷だらけのボロボロにしたいということで、そのリクエストに応じ、本当に現場の羽柴は血だらけになっています。皆さんが思っているイメージとはずいぶん違うものを、監督が表現してくれたと思います。また、今回はスパイという特殊な職業と忍者が結びつき、日本文化が色濃く出ているので、手裏剣などの武器を見ると、改めて日本ってすごいなと思いますし、自分自身のアイデンティティみたいなものを考えたりもしました。色々な東京の名所でもロケをしているので、これを機に、日本の良さや独自の文化も世界の人たちに知ってもらえたらうれしいです。
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