俳優の中村蒼が、日本テレビ系ドラマ『逃亡医F』(毎週土曜22:00~)に、12日放送の第5話からゲスト出演する。
帝都医大のシンポジウムに出席するという都波教授(酒向芳)に会うべく、東京にたどり着いた藤木(成田凌)。第5話からは藤木が身を寄せることになる、すでに廃墟となった団地でストーリーが展開。中村は廃団地で生活する外国人労働者たちのリーダー的存在、モーを演じる。
中村は「はじめは驚きましたが僕の無駄に濃い顔はこのためにあったのかと思いました。」とオファーを受けた際の気持ちを、茶目っ気を交えて振り返りつつ、「モーは、日本を日本人より愛しているとても純粋な人間です。逃げる中で様々な人に出会う藤木の心にちゃんと残る人間になれたら良いなと思っています」と、演じるにあたっての思いを語った。
第5話では廃団地で足にチアノーゼが出ている外国人女性・チュンヤン(森迫永依)とその仲間の外国人たちと出会った藤木。血管か循環器系の疾患を疑って彼女を診察しようとするものの、リーダーのモー(中村)はチュンヤンを守るため、これ以上事を荒立てないようにと藤木に告げる。彼らは不法滞在者で、病院にかかることができないのだという。
一方、拓郎(松岡昌宏)は美香子(森七菜)とともに、筋川(和田聰宏)と都波の行方を追う。シンポジウム当日、都波に会うべく帝都医大へ向かう藤木。その途中、藤木はチュンヤンが倒れたと知らされ……。
コメント全文は、以下の通り。
■中村蒼
今回演じる役を聞いたらミャンマー人。はじめは驚きましたが僕の無駄に濃い顔はこの為にあったのかと思いました。
演じるモーは、日本を日本人より愛しているとても純粋な人間です。
逃げる中で様々な人に出会う藤木の心にちゃんと残る人間になれたら良いなと思っています。