お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!が、カンテレのバラエティ番組『ちまたのジョーシキちゃん』(毎週金曜19:00~ ※関西ローカル)に、11日から新レギュラーとして出演することが決定。このほど、収録に参加した。

  • (左から)蛍原徹、横山裕、くっきー!、中間淳太=カンテレ提供

なごやかな雰囲気で始まったスタジオ収録。トークをぶった切るかのように、突然セットを突き破って転がり込んできたくっきー!に一同仰天で、横山裕は「うおーっ!」と思わずイスから立ち上がった。

破天荒な芸風で知られるくっきー!らしいド派手な登場だが、壁を破るとき、本人が想定していた以上に勢いがついてしまったようで、とんでもないハメに。開口一番、「思ってた出方と違う!」と悲痛な叫びをもらして笑いを誘った。

加えて、一同の度肝を抜いたのはその不思議な衣装。「僕はこれまでずっと“ジョーシキちゃん”(番組キャラクターのひよこ)やってん」と話すくっきー!は、“ジョーシキちゃん”風のひよこのコスチュームを身にまとい、「自分で作ってきてん」という不気味な鳥のマスクを被って登場。さらにトークでも、くっきー!ワールド全開のぶっ飛んだボケを連発し、横山から「急に番組のテイストが変わりましたけど(笑)。お願い! 普通にやって!」とツッコまれていた。

くっきー!はその後も、蛍原徹の言動にいちいちイチャモンをつけてじゃれ合いのようなケンカをしたり、物知りの中間淳太に対抗し謎の豆知識を披露するなど、初登場からやりたい放題。「初回とは思えないぐらいなじんじゃって。ここをもう“実家”と呼びたい」と番組を楽しんでいる様子だった。

収録を終えたくっきー!は「本当は、頭から突っ込んでポーズ決めてから鳥のマスクを取って登場しようと思ってたんですけど、気が付いたら頭が地面にあって。思いもよらなかったです(笑)。修学旅行でスキーに行って、転げて崖から落ちかけた時の恐怖感を思い出しました」と、想定外の登場に自身も驚いた様子。

スタジオメンバーについては「MCの横山さんは、透明感があるというか、すごくキレイで。たまに見えなくなるんですよ、透明すぎて。透けてました。シラスぐらい透明感ありましたね。関西弁で話されているので“なにわに帰ってきたな”って感じがしました。中間さんはエリート感がありましたね。話していたら、“実家でヨークシャーテリアを飼ってる”って言ってたから、爆裂金持ちなんやろなって思ってます。蛍原さんはね、僕の弟子にあたるんですよ(笑)。オフの時、僕のこと師匠って呼んでると思いますよ」と、ボケながらそれぞれの印象を語った。

最後に「ジョーシキちゃんにくっきー!が居るのが当たり前になるようにしていきたいです!」と意気込みを見せた。

なお、この日の収録ではMCの見取り図はコロナ療養中のため休みだった。