今SNSを中心に大人気なのが、ジョシュ・ウォードル氏が開発した英単語当てゲーム「Wordle」だ。

5文字のアルファベットを入力して、文字および位置が一致していればマスの色が「緑」に、文字だけが一致していれば「黄」に変化し、それらをヒントに最大6回の試行のうちに英単語を当てるこのゲーム、シンプルながら中毒性があり、世界中から多くの支持を集めている。

この「Wordle」、そのヒットを受けて、派生版にあたるゲームが続々登場している。一日一回というプレイ制限や5文字という文字数の制限を取り除いたバージョンのほか、ひらがなやカタカナを使った“日本版”も登場しており、英単語は苦手という人でもとっつきやすくなっている。

今回はそうした「Wordle」の派生サービス5つを紹介する。いずれもアプリをダウンロードするなどの必要はなく、ブラウザ上で気軽にプレイできるので、本家だけでは物足りない時にぜひ試してみてほしい。

  • 本家「Wordle」。日付が変わるたびにチャレンジ結果がSNSでシェアされるのはもはやおなじみの光景だ

Word Master

Word Master」は、本家と酷似したゲーム性を持った単語当てゲーム。一日一回という制限はなく、何度でも繰り返しプレイできるので、数をこなして上達したい人向け。

難易度が3段階で設定できるのも特徴。ソフトキーボードのほか、キーボードからの直接入力にも対応している。

  • Word Master

hello wordl

hello wordl」は、本家と同じくアルファベットにのみ対応したWordleの派生ゲーム。最大の特徴は文字数を4~11文字の間で変更できることで、5文字の制限に飽きてしまった場合におすすめだ。

その日のお題を出題するモードのほか、ランダムに出題するモードも搭載しており、一日に何度もプレイできる。ソフトキーボードのほかキーボードからの直接入力にも対応する。

  • hello wordl

WORDLE ja

WORDLE ja」は、濁音・半濁音・撥音を含むひらがなを使った、「Wordle」の日本語版とでも言える単語当てゲーム。

本家は辞書にない単語は入力できないのに対して、無意味な文字列でも受け付けられるほか、一日一問ではなく何度もプレイできるのも特徴だ。

スマホに最適化されておらず、文字入力はキーボードからのみ可能で、答え合わせ時の演出もかなりシンプル。

  • WORDLE ja

ことのはたんご

ことのはたんご」は、前述の「WORDLE ja」と同じく、「Wordle」の日本語版とでも呼ぶべき単語当てゲーム。

本家と違ってひらがなを用いていることから難易度は高く、そのぶん試行回数の制限は上限10回と緩い。

プレイできるのは一日一問のみ。ソフトキーボードのほか、キーボードからの直接入力にも対応している。単語の新規登録も受け付けている。

  • ことのはたんご

Absurdle

Absurdle」は、Wordleの「敵対的バージョン」を自称する英単語当てゲームだ。

プレイ方法は本家と同様だが、正解は予め決まっておらず、ユーザが入力した単語をもとになるべくクリアさせないよう正解が都度書き替わるのが特徴。

ただしいったん「緑」「黄」になったアルファベットは変更されないため、残りアルファベットを効果的に潰して選択肢を減らす戦略が有効だ。

  • Absurdle