女優の西野七瀬と俳優の藤木直人が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(4月スタート、毎週月曜22:00~)に出演することが決まった。

西野七瀬(左)と藤木直人=カンテレ提供

恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリーの同作。西野が演じるのは桜沢純(広瀬アリス)の高校時代の同級生で専業主婦の清宮響子。藤木は、長峰柊磨(松村北斗)が働くフレンチビストロ「サリュー」シェフの岩橋要を演じる。

響子は純と高校時代からの親友で、同じく同級生の真山アリサと一緒にいつも集まる“女子会メンバー”の1人。「恋なんていらない」純に対して、響子は「安定が一番」。初彼氏と20代前半で流されるように結婚したが、今は何不自由ない生活の裏で、夫は早くも自分に無関心の“セックスレス夫婦”に。秘密主義の響子は純たちにもあまり本音を話さないが、心の内では物足りなさを感じる毎日。そんな中で出会った「サリュー」のシェフ・要に心ひかれていき……。

要は柊磨との信頼関係が強く、2人で店を切り盛りしている。過去にはフランスで料理の修業しており超一流の料理の腕前をもつイケメンだが、なぜか厨房から一切顔を出さず、常連客でも要の顔を知らない。それどころか、とてもシェフとは思えないわびしいアパートに一人で暮らし、時には誰かに追われている様子も。そんな要の素性も物語が進むにつれ明らかになっていく……。

コメントは、以下の通り。

■西野七瀬
響子という役は、安定志向だけれども、現状には満足していない。でもそんな気持ちをなかなか純たちにも明かせないという、難しい役柄でした。響子と要はひかれてはいけないと思いながらも、ひかれあってしまう二人。撮影が始まってあまり日にちがたっていない中で、藤木さんと距離感の近い撮影があって、ドキドキしました! いきなりすごいシーンからだと思って。ただ、最初の方でそのシーンを撮影できたので、藤木さんとの距離も少し近づいたような気がします。藤木さんが演じる要はミステリアスで自分のことをあまり話さず、黙々と厨房に立って料理をして、少しこわいイメージですが、すごく優しいんです。響子と要さん二人のあるシーンでは「この優しさ、ずるいな~!」って私自身も思っちゃいました。そんな何気ない優しさに、少しずつ響子は要さんにひかれていくんだなと感じました。純と柊磨、要さんと響子などさまざまな恋の感じが楽しめると思いますので、それぞれを応援していただけたら嬉しいです。

■藤木直人
今回、シェフという役柄だったので、料理指導もしていただきました。毎日、多くの料理を作りお客さんに提供していく量が家庭とは違う。そんなシェフに見えるようにどうすればいいか考えました。なるべく家でもキッチンに立つようにしてタマネギのみじん切りができる料理を選んだ結果、相当な数のオムライスを作りましたね(笑)。
演じる要は、寡黙だけれども真摯(しんし)に料理と向き合っていて…静かだけど料理に対する情熱は誰よりも持っている。響子に料理を教えるシーンがあったりするんですが、料理を学びたいという情熱をもった響子の一生懸命さに要もひかれて、真摯(しんし)に向き合っていくんだと思います。要と響子の恋模様は視聴者が見ていてじれったくなるかもしれませんが、一番大人の恋愛でもあります。他の二組とは違う切り口で見せられたらと思い演じていますのでぜひ、見ていただければと思います。あと、料理にも注目してください!