学生就業支援センターは2月3日、「22卒・23卒・24卒、就活スケジュール比較調査」の結果を発表した。調査は2021年12月6日~13日、22卒〜24卒学生を対象にWEBアンケート方式にて行われ、360名(22卒173名、23卒102名、24卒85名)から回答を得た。
就活のスケジュールについて、「インターンシップ」「説明会」「エントリーシート」「面接」の4項目について、活動をスタートした時期と終了した時期をヒアリングし、活動している学生の数を月単位で集計した結果、就活のスタート時期については、22卒学生は3年生の夏が最多。23卒学生は22卒と比較して前倒しが進んでおり、2年生から活動をスタートする学生が4割近くに。24卒学生はアンケート時点で2割以上の学生がスタートしていた。
就活の終了時期については、22卒、23卒学生の就活終了時期(23卒は予定)は4年生の6月~8月が多く、24卒学生は3年生2月~4年生7月に分散する結果となった。
また、就活を始めていない学生に対し、就活準備として行っていることを教えてもらったところ、「自己分析」が75.6%で最多。次いで「業界研究」(58.5%)、「企業研究」(41.4%)と続き、就活を始めていない学生もこの段階ですでにある程度の業界の絞り込みを行っていることがわかった。
次に、志望業界を決めた時期(まだ決めていない学生は決める予定の時期)について教えてもらったところ、「3年生の10-12月」(26.6%)や「3年生の7-9月」(21.7%)が多く、7割弱の学生が3年生の12月までに志望業界を絞り込んでいることが明らかに。また、「2年生の9月以前」と回答した学生も14.3%に上り、2年生の間に18.0%の学生が志望業界を決定するなど、早期に志望業界を決定する層が存在することがわかった。
志望企業の決定時期については、「3年生の10-12月」(26.7%)が最も多く、次いで「3年生の7-9月」(17.7%)、「4年生の4-6月」(16.9%)という結果に。また、「2年生の9月以前」に志望企業を決めた学生は15.9%と、かなり早期から志望企業を絞り込んでいる学生層が存在することが判明。一方、「4年生の4-6月」と回答している学生も16.9%となり、志望企業の決定時期は分散傾向にあることがわかった。