明確な使用期限がないため、いつまで使用できるかよくわからない歯ブラシやタオルなどの日用品。今回は同棲生活で使用する日用品の寿命や交換タイミングについてまとめました。
お風呂場・洗面台
歯ブラシは1カ月
歯ブラシは使用から約1カ月ごとに交換することを推奨されています。毛先が広がったりコシがなくなったりといった見た目の問題だけでなく、歯ブラシとしての機能低下や菌が増殖しはじめるといわれているからです。古い歯ブラシを使い続けることで、歯ブラシで繁殖した菌が口内に運ばれ、口臭につながる可能性もあるため、定期的に交換したほうがよいでしょう。
タオル類は3~4カ月
フェイスタオルやバスタオルなどは一般的に30回程度洗濯したら交換のタイミングだといわれています。週に2回洗濯すると3〜4ヶ月で臭いが気になったりゴワゴワ感がでてくることも。とはいっても、明確な交換時期はないため「なんとなく臭いが気になるな」「肌触りが悪くなったな」と感じたタイミングで無理なく新しいものに取り替えるとよいかもしれませんね。
カミソリは2~3週間
カミソリにはさまざまな種類があるため一概にはいえませんが、剃りづらさが出てくる2〜3週間程度で交換するとよいでしょう。また、使用後はカミソリをきれいに洗い流して水気をしっかり切り、乾燥した場所で保管することで、雑菌の繁殖や刃のサビつきを抑えることができます。
ボディタオルは3カ月~半年
体を洗うボディタオルは3カ月~半年程度で、肌触りや泡立ちが悪くなったり、タオルがくたびれてきたりしはじめるといわれています。使いはじめと比べるとボディソープの量が増えたな、と感じたら交換するとよいかもしれません。
洗濯ネットは1年程度
使用回数やネットの素材によって違いもありますが、1年を目安に買い替えるとよいといわれています。また、ネットが衣類に変わってダメージを受けるため、ネットの破れやファスナーの壊れなどを見つけた際も交換のタイミングです。
掃除用具
トイレブラシは2~3カ月程度
トイレは雑菌が繁殖しやすいため、ブラシが壊れていなくても2~3ヵ月程度で交換するとよいかもしれません。今は、都度使い捨てのブラシなども販売されているため、衛生面が気になるカップルや手軽にブラシ交換をしたいカップルは検討してみてはいかがでしょう。
食器洗い用スポンジは2~3週間
食器洗い用のスポンジは、2〜3週間程度で泡立ちや洗浄力が悪くなりはじめるといわれています。またスポンジには雑菌が繁殖しやすいため、スポンジ自体に除菌・抗菌作用があるものを選ぶとよいかもしれません。
リビング・キッチン
電源タップは3~5年
電源タップは使い続けると劣化して火災につながる恐れもあるため、定期的に交換する必要があります。一般的に耐用年数は3〜5年程度といわれていますが、電源プラグの根本が焦げたり、抜き差しがゆるくなっていたり、使用中の機器の電源が点いたり消えたりしている場合は使い続けると危険なので、すぐに新しいものに取り替えましょう。
まな板は2~7年
一般的に木製のまな板は6年~7年、プラスチック製のまな板は2年程度が交換するタイミングといわれています。しかし、漂白しても黒ずみや汚れが落ちにくい場合は、雑菌やカビが繁殖して不衛生なので買い替えを検討してもよいでしょう。
フライパンは約2年
テフロンなどのフッ素樹脂加工がされたものやセラミックコーティングされたフライパンの寿命は約2年といわれています。一方、ノンコーティングのフライパンなら重さや扱いづらさはありますが、大切に使えばずっと使うことができるといわれています。
プラスチックのタッパーに耐用年数はなし
プラスチックのタッパーに耐用年数はないといわれていますが、割れたり溶けたりしたものや、食材の色や臭いがついて保存に適さないな、と感じたら買い替えるとよいでしょう。
ベッドルーム
枕は1~4年程度
素材によっても違いますが、枕の寿命は1~4年程度といわれています。購入時と比べて低くなってきたと感じたら新しいものに買い替えるとよいでしょう。高さの合わない枕は睡眠の質低下や体に不調が生じることにもつながるといわれているため、寝心地に違和感を感じるようになったら交換を検討しましょう。
枕カバー・ベッドシーツは2~3年程度
枕カバーやベッドシーツに決まった耐用年数はありませんが、日々傷んだり汚れが落ちにくくなったりしているため、2~3年程度で買い替えるとよいでしょう。人間はひと晩でコップ1杯以上の汗をかくといわれているため、頻繁に洗濯し清潔に保つことのほうが大切かもしれません。
まとめ
いかがでしたか? 「意外と短い!」と感じるものもあったのではないでしょうか。今回紹介した目安を話のきっかけに日用品を見直し、より快適な同棲生活につなげてみてくださいね。