女優の橋本環奈が、映画『バイオレンスアクション』(2022年夏公開)の主演を務めることが3日、明らかになった。
同作は浅井蓮次と沢田新による人気コミックの実写化作。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただしそのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋だった。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。
主演を務める橋本は、アクション練習を積んだ上で、アクロバティックな殺陣やワイヤーアクションにも体当たりで挑んだ。ハードな本格アクションと共に殺し屋を演じるのは初となる。監督を務めるのは映画『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』を代表作に持ち、初夏には『映画 極主夫道』の公開が待機する瑠東東一郎で、映画は2021年2月にクランクアップ済み。
橋本が扮する最強ヒットガール・菊野ケイのビジュアルも公開され、ゆるふわピンクボブのケイの手にはドリンクと拳銃が見られ、専門学校の帰りに危険なバイト先へ気軽に赴く様子を表現している。
きょう3日に23歳の誕生日を迎えた橋本のコメント映像も公開され、「23歳を迎えてやりたかったことの一つであったアルバイトを始めます!!」と告白。そのアルバイト先は殺し屋ということで、映画『バイオレンスアクション』の公開を発表する。橋本は「殺陣やアクロバティックなワイヤーアクションにも挑戦し、これまでで一番ハードなアクションをやらせていただきました!ピンクのショートボブ姿にもご注目ください」と映像を締めくくっている。
橋本環奈 コメント
原作は以前から読んでいてとても好きな作品だったので、このお話を頂いた時は純粋に嬉しく思いました。私が演じた菊野ケイは普段アルバイトをしながら簿記の専門学校に通う普通の少女。ところがこのアルバイトというのが実は殺し屋。それもとにかく強い!並み居る悪人を痛快にバタバタと退治する様は、観る方もきっと爽快感を感じて頂けるのではと思います。更に殺し屋のバイトに励む無敵のケイに最大の敵が現れ、同時に初めて他人へ抱き始めた淡い想いに心が動かされ、いつしかビジネスとして戦う事から大切な人を守る為に戦う事になり、どんどん命懸けのバトルになっていきます。
今回はなんと言ってもド派手なアクションシーンの数々で私にとって過去最大のアクションに挑戦した作品となりました。アクション作品は観るのも演じるのも好きなジャンルなので、とてもやり甲斐を感じながら演じさせて頂きました。撮影は本当に過酷で終わった後、体が思うように動かず立つ事さえままならないシーンもありました。その甲斐あって疾走感、爽快感溢れるとてもテンポの良い作品になったと思います。
更にまだ発表されてないキャストの皆さんも魅力溢れる、しかしながらクレイジーなキャラクターばかり。登場人物がこぞって歪んだ信念に突き動かされ、入り乱れながらの壮絶バトル、早く皆様にお届けしたいです!
今年の夏は是非劇場に足を運んで頂き、爽快感溢れる『バイオレンスアクション』で暑さを吹き飛ばして下さい!
瑠東東一郎監督 コメント
その名の通りバイオレンスなアクションを数々こなし、内に潜む悲しみや矛盾を生っぽく表現し、かつコミカルに無垢に演じる。そんなスーパーな離れ業を誰が出来ると思います?橋本環奈です。やってくれました。もんのスゴいやつ。ガハハと笑いながら。めちゃめちゃクールな原作にめちゃめちゃキュートな環奈さん。燃えないワケが無い作品。そのハードルの高さにビビりながら、猛然と愚直に突き進みました。今の世の中に早くぶっ放したくてウズウズしております。是非是非ご期待下さい!
浅井蓮次(原作) コメント
『バイオレンスアクション』が実写映画化と聞いて、真っ先に浮かんだのが「ケイちゃんは誰が演じるんだ!?」という疑問でした。
それが、まさかの橋本環奈さんが演じてくださるとのことで、これはもう可愛くてカッコいいケイちゃんが見られること間違いナシ…!
橋本さんが演じる、"最強カワイイ"菊野ケイを、皆さんも楽しみにしていただければと思います!
沢田新(原作) コメント
実写映画化の報せを受け、嬉しく思っています。
橋本環奈さんのアクションが楽しみです!
ソリッドなバイオレンスを期待します。
皆様にも楽しんで頂けたら幸いです。
(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会