ALL CONNECTは2月1日、「引越し先の通信環境」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は1月14日~17日、2020年1月以降に賃貸物件に引越し、物件に備え付けのインターネット回線または自ら契約したインターネット回線を利用している全国の20代~30代男女600名を対象に、インターネットで実施した。
引越しの際、引越し先のインターネット回線について気にしたか尋ねたところ、66.5%が「とても気にした」「やや気にした」と回答した。性年代別で見ると20代・30代男性は7割以上が気にしていたことがわかった。
引越しの際に重視した設備では、「独立洗面台」(42.5%)が最も多かった。次いで「オートロック」(33.5%)、「備え付けのインターネット回線」(33.0%)となっている。性年代別で見ると、20代男性のみ「備え付けのインターネット回線」が最も多い回答となった。
現在利用しているインターネット回線について聞くと、最も多い回答は「光回線」(66.0%)だった。性年代別で見ると、20代・30代男性は7割以上が「光回線」と回答している。「モバイルWi-Fiルーター」と「据え置き型ホームルーター」の回答割合を合わせると、20代女性は4割以上、30代女性は約半数が光回線以外も利用していることも明らかになった。
現在使用しているインターネット回線を選んだ際に重視した点について尋ねると、43.0%が「工事不要」と答えた。次いで「月額料金が安い」(41.0%)、「回線速度が速い」(36.0%)と続く。性年代別で見ると、20代・30代男性は「回線速度が速い」、20代・30代女性は「工事不要」がそれぞれ最多回答だった。
物件に備え付けのインターネット回線を利用している人と、自ら契約したインターネット回線を利用している人それぞれに、インターネット回線を使用して感じる不満について聞いた。「回線の遅さ」「不安定さ」はどちらもトップ2に入っている。
また、「不満はない」という回答は、物件に備え付けのインターネット回線を利用している人が37.3%、自ら契約したインターネット回線を利用している人が45.0%で、共に半数以上がネット回線に何かしらの不満を持っていることがわかった。
自宅にテレビはあるか尋ねたところ、86.0%が「ある」と回答した。続けてテレビは必要だと思うか聞くと、29.3%が「必要だと思わない」と答えた。その理由については、「テレビを見なくても動画サイトで情報を入手できるから」(26歳女性)、「インターネットでニュースを見ることができるから」(27歳女性)、「見たい番組がないから」(37歳男性)、「忙しくて視聴する時間がないから」(37歳女性)などだった。