OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「ワールドタイム」です。
「ワールドタイム」は世界の時刻が一眼でわかる
地球の表面はひと繋がりで、昼と夜の範囲が常に移動している。日常生活の中ではなかなか実感しにくい現象を、小さな文字盤の上に表現したのが「ワールドタイム」です。
中央には世界地図を北極視点で表し、昼と夜のエリアを表示。現在地の大まかな日の出・日の入り時刻もわかります。タップすると地図が回転し現在地が中央に表示されます。円周には24時間の時刻順に世界各国の都市名を配置。全世界の時刻の移り変わりを視覚的に理解することができます。
情報量と実用性
世界各地の時刻をいつでもすぐ知りたい方には非常に便利そうです。とはいえ用途としては多くないと思われるので、一般的には表示の密度を装飾的に扱う形になるでしょう。四隅に配置されたコンプリケーションも含めると、ビジュアル的な情報量はトップクラスの文字盤です。長針・短針、またはデジタル表示による時刻の視認性は良好です。
おススメの使い方
選択するカラーによって盤面の印象が大きく異なるのが、この文字盤の面白いところです。色面が強烈に出るものもあれば、ホワイトやブラックをスタイリッシュに組み合わせたものも。バンドとのコーデによって、ポップにも堅めな印象にも寄せられます。