日本オーディオ協会は、オーディオ・ビジュアル関連の機関誌「JASジャーナル2022年冬号 Vol.62 No.1」を同協会のWebサイトで無料公開した。パナソニックとドルビーラボラトリーズが共同で開発した、業界初の新4K衛星放送22.2ch音声をDolby Atmosに変換する機能の技術解説などを掲載している。
パナソニックが1月28日に発売したBDレコーダーのプレミアムモデル「DMR-ZR1」は、NHK BS4Kの一部番組で使われているMPEG-4 AACの22.2ch音声をDolby Atmosに変換して出力する機能を、民生用BDレコーダーとして初めて搭載しているのが大きな特徴だ。
JASジャーナル2022年冬号では、DMR-ZR1で放送波の22.2ch音声をDolby Atmosにどのように変換しているか、パナソニックの梅迫実氏とドルビージャパンの高見沢雄一郎氏が図版を交えて紹介する。
このほか、第7回「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」受賞作品制作レポートとして、学生の寄稿なども掲載している。
JASジャーナル2022年冬号の内容
- 連載:思い出のオーディオ Vol.5
日本オーディオ協会 小川 理子 - 新4K衛星放送22.2ch音声のDolby Atmos変換技術について
パナソニック株式会社 梅迫 実
ドルビージャパン株式会社 高見沢 雄一郎 - 「ウェルフロート」で振動対策
~DSD11.2MHzヴァイオリン録音レポート~ 高崎芸術劇場より
SASA LAB AudioStylist 照井 和彦 - 第7回「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」受賞作品制作レポート
- 第25回「音の匠」顕彰
株式会社音響ハウス メンテナンス・エンジニア 遠藤誠
日本オーディオ協会 専務理事 末永 信一 - JASインフォメーション
- こちらJASジャーナル編集局
https://t.co/7d5D9cCJfW
— 【STAY HOME, PLAY AUDIO】JAS 日本オーディオ協会 (@JASaudio) January 31, 2022
「JASジャーナル2022冬号」が発行されました。話題のパナソニックDMR-ZR1に関する記事もございます。