タレントの辻希美が出演する、BABY JOB・手ぶら登園の新WEBCM「ママの気持ちによりそう」編が、2日に公開された。

  • BABY JOB・手ぶら登園の新CMに出演した辻希美

新CMでは、辻が慌ただしい朝のリビングで娘の着替えや保育園の準備などに奔走する姿を描いている。

撮影は、辻と長女役・のあちゃん、夫役の男性の3人で手をつないで登園するシーンからスタートした。辻が「何歳ですか?」とたずねると、右手で3本指を立てながら「3歳」と答えたのあちゃん。辻は「うちの末っ子と一緒だ」「めっちゃかわいい」と笑みを浮かべてすぐに打ち解けた様子で、「はい、気をつけ~。一回ピッてしてから手ってつなぐよぉ。せーの!」とマンツーマンで手をつなぐシーンを練習する姿に、現場は温かい空気に包まれた。

おむつの名前書きや着替えなど、長女の登園準備で忙しいママにかまってもらえず、赤ちゃんがぐずり出すシーンでは、泣いているカットを撮影するため、辻は抱っこを求められてもすぐにあやすことができず、心を鬼にしながら、もどかしい表情でモニターを見つめる。しかし、カットがかかると真っ先に駆け寄り、やさしく抱きかかえると途端に赤ちゃんが泣き止む場面も。休憩中、辻が少し離れただけで赤ちゃんがぐずり出したり、のあちゃん自らハグを求めたり、初対面の辻に子役の二人はすっかり心を開いた様子だった。

■辻希美インタビュー
――お子さんたちの登園時、朝の準備はどうしてましたか?

何も覚えていないぐらい、とにかく時間通りに家を出るということだけを考えて行動していました(笑)。

――保育所へ持参するおむつに、お子さんの名前を書く作業については?

おむつに名前って、本当に書きにくくて、何回もなぞったりしないと、なかなかうまく書けないんですよ。漢字だとまだ書けるんですけど、漢字じゃだめかなと思って、平仮名で書くんですけど、平仮名は丸みがあるじゃないですか。あれが本当に書けなくて。とりあえず一文字だけ書いて、分かればいいかなっていう(笑)。全部の名前を書けなくて、長男が「せいあ」っていう名前なんですけど、三文字で苦戦したんで、次の子から二文字にしたんです。名前を二文字にすると名前を書くのが楽だから(笑)。今ちょうど三男が一時預かりで、名前を書いて、週に何枚か持って行くんですけど、未だに名前を書くストレスが絶えないので、逆に今までなんで「手ぶら登園」のサービスがなかったんだろうと思いました。

――もしおむつに名前を書く作業がなかったとしたら?

全然違います。1週間分のおむつの名前を書くのに、私は毎回15分~20分ぐらい苦戦しているので、みんなはどうしてるんだろうってすごく不思議でした。保育所に通う子どもを持つお母さんは、絶対誰しもが苦戦して、たぶん100人中99人は面倒くさいと思うような作業なので、その手間がなくなると、もっと時間をかけたいところに使えますし、保育士さんも楽になるのかなと思います。

――「手ぶら登園」については?

めちゃめちゃうれしいです。おっきい荷物を持って、ちっちゃい子を抱っこして登園する時とか、一人ならまだしも、兄弟がいるともう誰の荷物を持って、誰を抱っこしているのかもわからなくなっちゃう時があるんですよ。荷物ひとつで、子ども一人分ぐらいの重さがあるので、その負担がなくなるとしたら本当に助かりますし、世の中のお母さん方も「あれ、もう一人いけるんじゃないかな」と思うような気がします(笑)。