ノースフラットジャパンは、Nintendo SwitchやPlayStation 4、PlayStation 5とUSBでつないでデジタル音声出力を追加できる、FX-AUDIO-ブランドのUSB DDC(D/Dコンバーター)「FX-D03J+ GAME edition」を発売した。価格は4,480円。USBバスパワーで動作する。

  • FX-D03J+ GAME edition

2019年発売の「FX-D03J+」(直販3,540円)をベースにカスタムを施し、ゲーム機との接続に対応した「ゲーム機対応モデル(GAME edition)」。本体に光デジタル出力と同軸デジタル出力を各1系統備え、入力はUSB-B端子。USB Audio Class 1.0/2.0に対応する。

かつてのゲーム機では光デジタル出力を標準装備している機種があったが、PS4の世代によっては省かれるなど、最新ゲーム機では非搭載になっていることが多い。同社では同製品の導入により、従来機種と接続して使っていた周辺機器などの資産を活用できるとしている。

  • 光デジタル出力と同軸デジタル出力を各1系統搭載(上)。入力はUSB-B端子(下)

USBオーディオコントロールICには、C-Media製「CM6642」を採用。USB接続で最大192kHz/24bitのハイレゾ出力に対応する。オーディオ用コンデンサや低ノイズのシリーズレギュレーターを採用するなど、ノイズやジッター対策も施し、「オーディオ機器として抜かりのない設計」としている。

オーディオコントローラーICの出力負荷を下げて良好な出力特性を保つため、中高価格帯のDDCと同じくロジックICによる増幅を行い、光/同軸デジタルの出力端子ごとに最適化したシグナルレベルを生成、伝送品質を向上させた。

PCでも使用でき、対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10と、MacOS 9.1/X以降。なお、USB Audio Class 2.0で動作するには、Windows 10 Creators Update(バージョン1703 ビルド15063)以降や、Mac OS X 10.6.4以降が必要となる。

本体サイズは40×81×25mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは90g。

  • 本体内部の基板