近畿日本鉄道は1日、5800系のラッピング列車「海遊館トレイン」について、3月27日をもって運行終了すると発表した。「海遊館トレイン」など3編成を集めた「復刻塗装車と海遊館トレイン撮影会」を宮津車庫で3月12日に開催することも発表された。
「海遊館トレイン」は海遊館の開業30周年を記念し、2020年4月から運行しているラッピング列車。5800系1編成(6両編成)にラッピングを施し、車内装飾も行っている。おもな運行区間は近鉄奈良~神戸三宮間(近鉄奈良線、阪神なんば線など)とされ、約2年間にわたり運行されたが、3月27日に運行終了することが決まった。「運行終了まで引き続き、何気ない日常の移動時間に、海の美しさや生き物の不思議さを感じていただければ幸いです」とのこと。
「復刻塗装車と海遊館トレイン撮影会」では、「海遊館トレイン」のほか、「奈良線100周年ヒストリートレイン」(5800系)、「田原本線100周年復刻塗装車両」(8400系)の3編成を展示する。なお、「田原本線100周年復刻塗装車両」も3月下旬の運行終了を予定している。
「復刻塗装車と海遊館トレイン撮影会」の申込みは2月2日10時から、近鉄の公式サイト内「おすすめツアー」ページにて受け付ける。