お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が1日、都内で行われた「Rethinkアワード2022」表彰式に出席し、自身の立ち位置について「芸人ではない」と話した。
新設された同アワードは、今までの視点を変えた取り組みによって社会に影響を与えた「人」「企業」「自治体」を顕彰する賞。
田村は、第1回の人部門を受賞。2021年の活動として、3月には47歳にして慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了し、さまざまな視点でものごとを考える先駆者であることから選出された。
司会者から「おめでとうございます」と祝福されると、「あ、ありがとうございます。あまり表彰とかされないので、緊張しています」と率直な心境を告白。「自分が表彰されることがない人生だったので。トロフィーもらったことないのでドキドキしています」と話した。
田村は現在、YouTubeで動画を配信したり、会社を経営したり、幅広く活動している。今の立ち位置を自身はどう捉えているか聞かれると、「職業を聞かれると、面倒なんで『タレントです』とは答えるんですけど、芸人ではないと思います。僕の芸人の定義は、舞台の上でネタをやっている人が芸人だと思っているので、その定義から僕は外れている」と、芸人ではないと断言。
「でも、テレビタレントだけをやりたいと思って生きているわけではないので、職業の欄には『自由業』と書くようにしています。何にでもなりたいし、何でもやってみたいので、職業というカテゴリにはこだわってはないです」と語った。