楽天グループは1月31日、「ペットに関する調査」の結果を発表した。調査は1月5日〜月6日、全国の20~69歳の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 飼っているペット

    飼っているペット

はじめに、飼っているペットを教えてもらったところ、多い順に「犬」(12.6%)、「猫」(11.9%)、「淡水魚」(4.3%)という結果に。また、「現在ペットを飼っていない」(69.9%)と答えた人のうち、42.0%に「今後、飼育意向がある」ことが分かり、昨年調査から5.5ポイント上昇した。

また、犬・猫を飼っている人にペットがどのように家に来たかを聞いたところ、犬は「ペットショップ・専門店」(57.9%)、「ブリーダー」(23.0%)、「家族・知人より譲り受けた」(12.7%)が上位に。一方、猫は「拾った・野良(野生)を飼いならした」(28.6%)が最も多く、次いで「家族・知人より譲り受けた」(27.7%)、「民間の保護施設・NPO団体」(16.8%)と続いた。

  • 1年間でかかる費用(犬)

    1年間でかかる費用(犬)

  • 1年間でかかる費用(猫)

    1年間でかかる費用(猫)

犬・猫を飼っている人に、1年間でかかる費用を項目別に聞いたところ、ペット1匹あたりにかかる平均費用は、年額で犬が10万9,398円、猫が8万7,941円となった。

それぞれ平均費用の内訳をみると、犬では「ペットフード・おやつ」(2万8,894円)、「医療費」(2万8,848円)、「トイレ用品」(1万2,083円)が上位に。猫も同様に「ペットフード・おやつ」(2万6,243円)がトップ、次いで「医療費」(1万8,722円)、「トイレ用品」(1万3,520円)と続き、犬の「医療費」は猫よりも1万円以上高い結果となった。

  • ペット保険加入率

    ペット保険加入率

次に、犬・猫を飼っている人にペット保険の加入状況について聞いたところ、「現在加入している」と答えたのは犬を飼っている人で43.7%、猫を飼っている人で16.0%と、加入率に大きな差がみられた。

ペット保険の加入理由は、「病気やケガの診療費負担を軽減するため」(68.7%)、「ペットを迎え入れた場所で勧められたため」(28.4%)、「飼っているペットが体調を気にしてあげたほうがいい年齢になったため」(13.4%)が上位に並んだ。