ケンコー・トキナーは、トキナーブランドの新製品として、各社一眼レフ・ミラーレス一眼用の交換レンズ「SZ 500mm F8 Reflex MF」を2月25日に発売する。価格は71,280円。
ガラスを組み合わせた一般的なレンズではなく、鏡を組み合わせた反射光学系を持つミラーレンズ。安価かつ小型・軽量で焦点距離の長いレンズを作れるメリットがある。1980年代にトキナーが販売していたミラーレンズ「TM-500」を元に、デジタル時代に合わせて再設計した。
焦点距離は500mmで、35mm判フルサイズ対応。明るさはF8固定。オートフォーカスには対応せず、マニュアルフォーカス専用となる。最短撮影距離は約1.7m、最大撮影倍率は1:2.86。フィルター径は72mm。レンズの大きさは直径74mm×長さ89mm(アダプター部を除く)、重さは約310g。
レンズマウントはトキナー独自のTマウントを採用し、マウントアダプターを付属させることで各社カメラに対応する。ニコンF/Zマウント、キヤノンEFマウント、ソニーEマウント、富士フイルムXマウント、マイクロフォーサーズ用の7種類を用意。別売のマウントアダプターを購入して組み替えれば、1本のレンズを複数のマウントで利用できる。すでにTマウントアダプターを持っているユーザー向けに、アダプターなしの単品(69,080円)も販売する。