2022年は2月14日(月)がバレンタインデー。街でもバレンタインの文字を見る機会が増えてきた。そこで男性のマイナビニュース会員505人に「バレンタインデーの義理チョコ」についてアンケートを実施した。

バレンタインに義理チョコが「いらない」人の割合

Q.バレンタインで義理チョコやお菓子などが欲しいですか?

  •  バレンタインで義理チョコやお菓子などが欲しいか教えてください

そもそもバレンタインに「義理チョコが欲しくはない」と回答した人が46%にも及んだ。昨今の企業内での「義理チョコ文化の禁止」や、コロナ禍における密状態回避が影響を及ぼしているのかもしれない。

調査によると、職場内における「バレンタインデー禁止令」が出される会社があることを「知らなかった・はじめて聞いた」という人は47%。バレンタインデー禁止令をどう思うか聞いたところ、「どちらともいえない」(53%)という中立的な意見が多かったものの、賛成派は4割弱(37%)であるのに対し、反対派は1割(10%)にとどまった(引用:職場の「バレンタイン禁止」に賛成4割 - 理由は?)

バレンタインデーの義理チョコとは何か

義理チョコの意味 義理チョコを定義するならば、「バレンタインデーに女性が恋愛対象としていない男性にあげるチョコ、あるいはチョコをあげる行為」とでもなるだろうか。この義理チョコに対し、意中の男性や本命の男性に贈るチョコは「本命チョコ」などと呼ばれている(引用:義理チョコの意味とは - 相場や選ぶコツ、お返しに期待する値段などを紹介)

バレンタインデーの義理チョコ、500円前後がおすすめ?

義理チョコの希望金額を聞いたところ、「500円~999円」が35.1%と最も多かった。以降は2位が「1,000円~1,999円」の22.5%、3位が「1円~499円」(21.4%)、4位が「2,000円~2,999円」(9.6%)、5位が「3,000円~3,999円」(8.1%)という結果になった。

  • もらったプレゼントの金額の何倍をお返しする予定か教えてください

4年前の2018年の結果と比較しても値段の変化はなく、この辺りの値段が義理チョコの平均値なのだということがわかる。あくまで平均値の結果なので違うケースも多々あるだろうが、そのような場合はその値段の「真意」を考えてみると面白いかもしれない。

「義理チョコ」を用意すると答えた割合は33.1%で、平均予算は782円。年代別では、40代が39.2%で最多となり、予算も921円と一番高かった。また「自分チョコ」については21.8%が用意する予定で、平均予算は1,755円。年代別では、50代が最も多く27.1%を占め、予算も2,505円と最も高かった(引用:義理チョコの平均予算782円 - 職場のバレンタインどうする?)

義理チョコをもらう人の意見

【0円】
・「物はいらない」(46歳・男性)
・「気持ちだけで良い」(44歳・男性)
【1~499円】
・「高いと、高級感ありすぎで。食べるのもったいない」(26歳・男性)
・「義理チョコなので相手に負担のない金額でいただきたい」(55歳・男性)
・「値段は安いものでも構わないのでもらえる事が嬉しい」(59歳・男性)
【500~999円】
・「高価なものをもらうとお返しが大変だから」(27歳・男性)
・「お返しをするのに気が楽だから。また相手の負担にもならない」(27歳・男性)
・「義理チョコなのでお手軽なものでいい、お返しも気軽さに撰べるので」(27歳・男性)
【1,000~1,999円】
・「普段よりちょっとだけいい、お菓子が食べたい」(43歳・男性)
・「会社勤務を退職し、今は子供や孫達からもらっている。どうせ貰うならお返しの品物を倍返しするので、そこそこのチョコレートが欲しい」(80歳・男性)
・「良質のチョコレートが欲しい」(34歳・男性)
【2,000~2,999円】
・「あまり高額でもお返しに困るし、それなりの価格のものでいい」(42歳・男性)
・「このくらいの値段なら一定以上のレベルの食べられる」(71歳・男性
・「高すぎず安すぎず、ちょうどいいから」(36歳・男性)
【3,000~3,999円】
・「ぜひ、高級なチョコレートが食べてみたいからです」(46歳・男性)
・「高い方が嬉しいから」(26歳・男性)
・「絶対においしいと思うから」(53歳・男性)
【その他】
・「今、色々大変な時期に店でわざわざ義理チョコを買ってきてくれること事体嬉しい」(49歳・男性)

  • 義理チョコ

バレンタインデーのお返しの金額

Q.バレンタインデーのお返しは何倍返しをする予定ですか?

もらったプレゼントの金額の何倍をお返しする予定かは「同程度(1倍)のお返しをする」が54%で1位となった。2位は「2倍~5倍」の40.9%、3位は「11倍~50倍」という結果になった。

貰ったものと同程度のお返しをするのが、世間一般的な共通認識であるようだ。「2倍~5倍」の金額のお返しをするという男性も4割はいるため、若干高めでも問題はないだろう。

同程度のお返しをするに回答をした中で一番多かった理由が「相手に気を遣わせないため」だった。

お返しをすると答えたユーザーの声

・「同じ額にする方がお互いに気を遣う必要がないと思うため」(31歳・男性)
・「余計な気を使わない遣わせないため」(51歳・男性)
・「気を遣わせさせないようにするため」(52歳・男性)
・「あまり相手と金額が違うと低ければ申し訳ないし、高ければ相手に罪悪感を持たせかねないから」(43歳・男性)
・「あくまでも義理チョコなので、同価格の御返しで十分」(57歳・男性)
・「高価っぽいものや安価っぽすぎるものは返しても失礼だと思うので。大体同じくらいので返すのがマナーだと思うから」(46歳・男性)
・「それが礼儀だと思っているから。あとでもめないためでもあります」(50歳・男性)
・「義理なので同じ程度を返す」(51歳・男性)

バレンタインのお返しにあげるもの

Q.バレンタインのお返しに何をあげる予定ですか?

  • バレンタインのお返しに何をあげる予定か教えてください

・チョコレート:14.8%
・洋菓子:35.9%
・和菓子:5.9%
・筆記用具など:4.2%
・クッキー:31.2%
・その他(自由回答):8.0

「お返しに何をあげるか」という質問に対する回答として最も多かったのは「洋菓子」(35.9%)だった。ただし、洋菓子といってもケーキやマカロン、シュークリーム、ドーナツなど多種多様であるのと同時に、そもそも甘いものが苦手だったりアレルギー的にNGな人もいたりする可能性があるため、事前に渡す相手にヒアリングをしておくとよいのかもしれない。

調査時期: 2022年1月23日
調査対象: 男性マイナビニュース会員
調査数: 505人
調査方法: インターネットログイン式アンケート