町田市は、昨年12月に行われた「第4回 多摩都市モノレール町田方面延伸ルート検討委員会」にて、多摩都市モノレール町田方面延伸ルートが選定されたと発表した。
ルート選定にあたり、客観的かつ合理的なルートを検討するため、東京都都市整備局がルート検討委員会を設置し、「A案」「B案」「B’案」「C案」の4つのルート案を検討。費用対効果の確保に加え、モノレールとまちづくりとの相乗効果があるかという点も重視した結果、市内主要拠点をおおむね通過する「B案」が選ばれた。
町田市長の談話によれば、今回定めたルートは全長約16kmで、多摩センター駅から小野路、野津田公園、図師、小山田桜台、桜美林学園、町田市民病院、町田高校を経て町田駅に至るという。今後は早期実現のため、モノレール沿線のまちづくり計画の策定に着手。東京都と連携し、モノレール導入空間となる幹線道路の新設、拡幅の都市計画決定も進めるとしている。