アットホームは、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボに調査・分析を委託。その結果を1月28日に公開した。対象データは、不動産情報サイトアットホームで消費者向けに登録・公開された中古マンション(重複物件はユニーク化)、エリアは東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)となっている。

  • 中古マンション 首都圏8エリアにおける価格・㎡単価・専有面積

首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,598万円となり、8エリア全てで6カ月連続の前年同月超えとなった。

平均価格指数の推移は、千葉県(西部/他)でやや勢いが鈍くなっているものの、全体的にはおおむね上昇傾向となっている。2021年初めは指数=100前後と出遅れ感のあった東京都下と横浜市・川崎市も、この1年で10ポイント以上上昇している。

  • 首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)

なお、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新した。

  • 首都圏8エリア 平均価格指数の推移(2017年1月=100)

※本調査では、対象データの「登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市