俳優の安田顕と山田裕貴がW主演を務める、映画『ハザードランプ』(4月15日公開)の本予告映像とポスターが31日、公開された。

左から山田裕貴、安田顕

左から山田裕貴、安田顕

同作は『アリーキャット』の榊英雄監督×脚本家・清水匡コンビによるオリジナル作。地方都市で代行ドライバーとして働く須貝(安田顕)は、ある満月の夜に、新人ドライバー刈谷(山田裕貴)とタッグを組むことに。「――満月の夜には何かが起こる。実際に、女子中学生が誘拐されたのも、満月の夜だった!」そんな同僚の言葉を背に仕事に向かう2人だったが、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく。

予告ではタッグを組むことになった2人の様子が収められた。「満月の週末は絶対酷いことが起こる!」と騒ぐスタッフを横目に仕事に出かけるが、業務中に刈谷が須貝の静止を無視し、突然追突事故スレスレの危険な運転を自らの意思で引き起こしてしまう。

実は初対面のはずの刈谷が須貝を指名してきたことが発覚し、暴走事件をきっかけに初対面だったはずの2人の過去が交差し始める。「3年前の事件のこと、調べました」「あなたは命を狙われています」と須貝に告げる、突如現れた謎の女。少しずつ明かされる彼の死んだ恋人についての想いと後悔、刈谷との衝突と涙が描かれ、それまでただ生きていた彼の人生がこの夜をきっかけに少しずつ動き出していく。2人の濃密な人間ドラマを映し出した予告映像となっている。またポスターは本作で重要なキーとなる代行タクシーの前で、しっかりと前を見据えながら佇む2人を切り取った。

(C)2022「ハザードランプ」製作委員会