日本トレンドリサーチは1月27日、「節分に関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は1月17日〜18日、男女650人を対象に実施した。
まず、毎年2月の節分に豆まきをしているかどうか質問。すると、19.5%が「毎年している」と回答し、「することが多い」の回答(13.5%)を合わせても33.0%にとどまった。6割以上が豆まきをする習慣が定着していない事が分かった。
次に、毎年2月の節分に「恵方巻」を食べているか聞いてみたところ、「毎年食べている」の回答は29.2%で、「食べることが多い」(21.1%)の回答を合わせると50.3%となった。
恵方巻を「毎年食べている」「食べることが多い」と回答した人に対し、恵方巻の購入場所について尋ねた。すると、スーパーで購入しているいう回答が66.7%で断トツとなった。そのほか、コンビニエンスストアで購入する人や購入せずに作っている人も10%程度いる事が分かった。
続いて、恵方巻の食べ方について尋ねたところ、68.8%が「切らずにそのまま黙って食べる」と回答。次に多かったのが「切り分けてから黙って食べる」で19.3%となり、9割近くが恵方巻は黙って食べているという結果となった。
恵方巻に入れたい具について聞いてみると、最も多かったのは「まぐろ」で55.2%となった。以下、「卵焼き」(42.3%)や「えび」(40.6%)が続いた。「その他」(5.4%)については、具体的には「イクラ」や「トンカツ」「餅」などがあがっている。
最後に、コロナ禍になってからの節分(恵方巻・豆まき・その他行事・イベント)に変化があったのか尋ねた。すると、91.5%が「なかった」と回答した。変化があったという人からは、具体的には「豆まきをしなくなった」「豆まきは家だけになった」などと、豆まきに関する変化が多くあがった。